ドコモ home5Gが繋がらないのでお困りですね。
home5Gが今まで繋がっていたにも関わらず、急に突然繋がらない状況に陥ってしまった場合は専用端末(ルーター)の状態を確認することで正しい対処方法で改善することができます。
ドコモ home5Gで使用している専用端末が「home5G HR01」の場合は3つ付いているランプを確認することで端末の状態を確認することができます。また、専用端末が「home5G HR02」の場合は詳細設定画面にログインしてセルフチェックを実行することで対処方法を調べることができます。
また、home5Gの専用端末にあるREBOOTボタンを押して再起動するだけで繋がらなかったhome5Gが繋がるようになることもありますので、再起動も試してみる価値があります。
この記事ではドコモ home5Gが繋がらない時に、確認したい端末本体のランプの点灯・点滅・消灯の意味や確認事項、考えられる繋がらない原因と試して欲しい対策方法、契約直後に繋がらない場合のキャンセル解約方法などをまとめて解説します。
※以下、表示金額はすべて「税込」です。
ドコモ home5Gが繋がらない時は端末の状態を確認する
ドコモ home5Gが繋がらない時は真っ先に端末本体(ホームルーター)の状態を確認します。
2024年5月現在、home5Gの専用端末は「home5G HR01」または「home5G HR02」のいずれかとなります。
「home5G HR01」にはランプが横に3つ付いています。
最新端末の「home5G HR02」にはランプが縦に5つ付いています。
まずは、home5Gで使用する端末の状態を確認してみましょう。
home5Gで使用している端末の機種によって端末の状態を確認する方法が異なっています。
以下で使用している端末の機種を選択してください。
home5G HR01が繋がらない場合
ドコモ home5Gで使用している端末機種が「home5G HR01」の場合はランプの点灯状況を確認します。
「home5G HR01」はランプが横に3つ付いている機種です。
home5Gで使用する端末機種が「home 5G HR01」の場合は、3つあるランプの点灯・点滅・消灯の状況で端末の状態を確認することができます。
home 5G HR01のランプが以下のようなパターンの場合には端末は正常です。
5G/4Gランプが青色の場合は5Gを受信中、緑色の場合は4Gで受信中であることを表しています。また、5G/4Gランプが青色または緑色で点滅している場合は通信中(インターネットを接続中)であることを表しています。
home 5G HR01のランプが以下のようなパターンの場合には端末は異常です。
上記のランプの状態に当てはまるパターンを以下で選択してください。
STATUSランプが赤色で点灯し、その他のランプが消灯している場合は「位置情報の測位エラー」の状態です。
home 5G HR01の底面に挿し込んでいる「nanoUIMカード」を挿し直すと改善する可能性があります。
STATUSランプが赤色で遅く点滅してその他のランプが消灯している場合は「APN設定エラー」の状態です。
home 5G HR01を再起動してみます。
再起動してもランプの状況が変わらない場合は端末の故障が考えられます。
故障に関しては以下の電話番号へ問い合わせをしてください。
- ドコモ携帯電話から:113
スキップ番号:0⇀1⇀4⇀2 - ドコモ携帯以外から:0120-800-000
スキップ番号:3⇀2⇀2
自動音声ガイダンスが流れ始めたら、上記のスキップ番号の順で番号を押すとhome5Gの故障受付窓口にスムーズに繋がります。(故障に関する質問等の受付時間:9時~20時)
受信強度ランプが赤色で点滅してその他のランプが消灯している場合は「圏外」の状態です。
home 5G HR01の底面に挿し込んでいる「nanoUIMカード」を挿し直すと改善する可能性があります。
5G/4Gランプが赤色で点滅してその他のランプが消灯している場合は「nanoUIMカード認識エラー」の状態です。
home 5G HR01の底面に挿し込んでいる「nanoUIMカード」を挿し直すと改善する可能性があります。
5G/4Gランプが赤/青/緑のいずれかで点灯または点滅し、受信強度ランプが赤色で点灯、STATUSランプが青色で点灯している場合は「ドコモのネットワーク側の故障/障害が発生している可能性」があります。
以下のドコモの公式サイトで設備故障や障害の情報を確認してください。
ドコモ側で電波障害等が発生していない場合には、home5Gの端末を電波を受信しやすい窓際などに移動して改善されるかを試してみます。
それでも改善されない場合には端末の故障が考えられます。故障に関しては以下の電話番号へ問い合わせをしてください。
- ドコモ携帯電話から:113
スキップ番号:0⇀1⇀4⇀2 - ドコモ携帯以外から:0120-800-000
スキップ番号:3⇀2⇀2
自動音声ガイダンスが流れ始めたら、上記のスキップ番号の順で番号を押すとhome5Gの故障受付窓口にスムーズに繋がります。(故障に関する質問等の受付時間:9時~20時)
STATUSランプが黄色で点灯または点滅している場合は「ソフトウェアを更新している状態」です。
- STATUSランプが黄色で点滅している場合
ソフトウェアの更新プログラムをダウンロード中です。黄色で点灯するまで待ちます。
(STATUSランプが黄色点滅中は絶対に再起動等はしないでください。) - STATUSランプが黄色で点灯している場合
ソフトウェアの更新プログラムをダウンロード済みです。端末を再起動してください。
全てのランプが赤色で点滅している場合は「システムエラー」状態です。
home 5G HR01の端末本体を触ってみて高温になっていた場合は、本体の電源を切って端末の温度が下がるまで放置してみてください。もし、端末本体を設置している場所が直射日光が当たっている場合は「直射日光が当たらない場所」に設置場所を変更してみましょう。
それでもランプの状況に変わりがない場合は再起動してください。
上記のようなランプ状況の場合、インターネットに接続したいデバイス(パソコンやスマホ)でhome 5G HR01端末本体から発信されているWi-Fi(SSID)を受信しているかを確認してください。
home 5G HR01のWi-Fi(SSID)は「HR01a-****」「HR02a-****」と表示されます。
「HR01a-****」「HR02a-****」いずれかが表示されており、「HR01a-****」「HR02a-****」を選択して接続してもインターネットに接続できない場合は以下の原因が考えられます。
home5G HR01を再起動する方法
home5G HR1を再起動する方法は端末本体の背面にあるREBOOTボタンを1秒以上押します。
REBOOTボタンを1秒以上押すとランプが消灯します。
ランプ消灯後、今度はランプが点滅し始めますのでそのまま約3分程度放置します。
ランプがすべて点灯すると再起動は終了です。
home5G HR01のnanoSIMを挿し直す方法
home5G HR01のnanoSIMカード挿し直す方法は、まず端末本体のACアダプタ(電源アダプタ)を抜いて電源を切ります。
home5G HR01の電源を切ったら端末本体の底面にある「nanoUIM」のフタを開けます。
挿し込まれているnanoSIMカードを爪で押し込むとnanoUIMカードが出てきます。
出てきたnanoSIMカードをまた爪でカチャと音がするまでしっかりと差し込んでください。(挿し直した後は端末本体にACアダプタを挿して電源を入れて端末を起動させて3分程度待ちます。)
home5G HR02が繋がらない場合
ドコモ home5Gで使用している端末機種が「home5G HR02」の場合はまず5つのランプ状況を確認してみましょう。
「home5G HR02」はランプが縦に5つ付いている機種です。
home 5G HR02のランプが以下のようなパターンの場合には端末は正常です。
5G/4Gランプが青色の場合は5Gを受信中、緑色の場合は4Gで受信中であることを表しています。また、5G/4Gランプが青色または緑色で点滅している場合は通信中(インターネットを接続中)であることを表しています。
また、UPDATEランプが黄色で点灯している場合は最新のソフトウェアをダウンロード済みであることを表していますので、home 5G HR02を再起動することで最新のソフトウェアに更新できます。
home5G HR02は端末の側面にあるREBOOTボタンを1秒以上押すと再起動が開始されます。
再起動したら3分程度そのままで待ってからランプ状態を再度ご確認ください。
home5G HR02が上記以外のランプ状況の場合は詳細設定画面の「セルフチェック」を利用することで詳細な端末の状態を確認することができます。
(home5G HR01ではセルフチェックが利用できません。)
セルフチェックを利用してhome5G HR02の端末の状態を確認する流れは以下です。
Step1 詳細設定画面にアクセスしてログインする
home5G HR02の状態をセルフチェックで確認する場合は、
必ずhome5G HR02のWi-Fiを接続している状態のデバイス(パソコンやスマホなど)を利用してください。
home5G HR02の端末底面に記載のQRコードから設定詳細画面にアクセスします。
QRコードが使用できないデバイスの場合はhttp://web.setting/にアクセスしてください。
設定詳細画面にアクセスしたら上記のログインボタンを押します。
すると、パスワードを入力する画面が表示されます。
home5G HR02の端末底面に記載の「初回ログインパスワード」を入力してログインボタンを押します。
初めて詳細設定画面にログインした場合は新しいパスワードを設定する画面が表示されます。
初回ログインパスワードを入力してもログインできない場合は、初めて詳細設定画面にログインした際にあなた自身で設定した(変更した)パスワードを入力してください。ログインパスワードを忘れた場合はhome5G HR02の端末を初期化するしか方法がありません。底面にあるRESETボタンを爪楊枝などで1秒以上押すと端末が初期化されます。(初期化すると倉庫から出荷した最初の状態に戻ります。)
Step2 メニューからセルフチェックを選択する
詳細設定画面にログインしたら上部にあるメニューを選択します。
メニューを開いたら「セルフチェック」を選択します。
Step3 セルフチェックの診断を開始する
セルフチェックページにアクセスしたら診断開始ボタンを押します。
診断開始ボタンを押すとhome5G HR02の診断が開始されます。
診断は数秒で終了しますのでそのままで待ちます。
Step4 診断結果に応じた対策を行う
診断が終了すると、home5G HR02の端末の状態が確認できます。
また、対処方法も案内されますので案内された対処方法を試してみます。
home5G HR02の診断結果では「1-3-2」のような診断コード(エラーコード)も表示されます。
診断コードの意味や対処方法は以下に記載していますので参考にしてください。
home5G HR02の詳細設定画面の「セルフチェック」の診断結果で表示される診断コードとその対処方法は以下です。
診断コード | 対処方法 |
---|---|
1-1-4 | 端末状態 ネットワークが利用できない状態 対処方法① 窓際等の電波を受信しやすい場所へ移動する (参考:取扱説明書のP.16「設置する」) 対処方法② APNがdocomoに設定されているかを確認する (参考:取扱説明書のP.44「APNプロファイル設定」) 対処方法② 端末やデバイス(パソコンやスマホ等)を再起動する (参考:取扱説明書のP.20「再起動する」) |
1-2-3 2-1-3 | 端末状態 電波強度が弱い状態 対処方法 窓際等の電波を受信しやすい場所へ移動する (参考:取扱説明書のP.16「設置する」) |
1-2-4 2-1-4 | 端末状態 圏外の状態 対処方法① 窓際等の電波を受信しやすい場所へ移動する (参考:取扱説明書のP.16「設置する」) 対処方法② APNがdocomoに設定されているかを確認する (参考:取扱説明書のP.44「APNプロファイル設定」) |
1-3-2 | 端末状態 nanoSIMカードが認識できない状態 対処方法① nanoSIMカードを挿し直す (参考:取扱説明書のP.14「nanoSIMカード」) 対処方法② nanoSIMカードのIC部分を乾いた綺麗な布で拭く 対処方法③ PINロックされた他社のnanoSIMカードしている |
1-4-3 | 端末状態 WPSが接続エラーになっている状態 対処方法① Wi-Fiを有効にしてみる (参考:取扱説明書のP.47「基本設定」) 対処方法② SSID Aのステルス設定を無効にする (参考:取扱説明書のP.47「基本設定」) 対処方法③ SSID Aのステルス設定をWPA2を含む設定にする (参考:取扱説明書のP.47「基本設定」) 対処方法④ MACアドレスフィルタリングが設定されている可能性 (参考:取扱説明書のP.43「MACアドレスフィルタリング」) |
1-9-2 | 端末状態 システムエラーの状態 対処方法① 端末が高温の場合は端末が冷えるまで電源を切る 対処方法② 端末を再起動する (参考:取扱説明書のP.20「再起動する」) |
3-1-2 | 端末状態 WAN IPアドレスを取得できない状態 対処方法① 窓際等の電波を受信しやすい場所へ移動する (参考:取扱説明書のP.16「設置する」) 対処方法② WAN IPアドレスを再度取得する (参考:[IPアドレス再取得][OK]を順にクリックする) 対処方法③ 改善されない場合は再起動してみる (参考:取扱説明書のP.20「再起動する」) |
4-1-2 | 端末状態 インターネットにアクセスできない状態 対処方法① 窓際等の電波を受信しやすい場所へ移動する (参考:取扱説明書のP.16「設置する」) 対処方法② WAN IPアドレスを再度取得する (参考:[IPアドレス再取得][OK]を順にクリックする) 対処方法③ 改善されない場合は再起動してみる (参考:取扱説明書のP.20「再起動する」) |
5-1-3 | 端末状態 サーバーへのアクセスに失敗した状態 対処方法① 時間が経ってから再度確認してみる 対処方法② 改善されない場合は再起動してみる (参考:取扱説明書のP.20「再起動する」) |
7-1-2-1 7-2-2-1 | 端末状態 2.4GHzのWi-Fi品質が低下している状態 対処方法① Wi-Fiモードを2.4GHzから5GHzに変更してみる (参考:取扱説明書のP.48「Wi-Fiモード」) 対処方法② Wi-Fi詳細設定で適用ボタンを押す (参考:取扱説明書のP.48「詳細設定」) |
7-1-2-2 7-2-2-2 | 端末状態 5GHzのWi-Fi品質が低下している状態 対処方法① Wi-Fiモードを5GHzから2.4GHzに変更してみる (参考:取扱説明書のP.48「Wi-Fiモード」) 対処方法② Wi-Fi詳細設定で適用ボタンを押す (参考:取扱説明書のP.48「詳細設定」) |
home5Gが繋がらない時に確認したい3つの項目
上記で解説したように、ドコモ home5Gが繋がらない時には使用している端末の状態を確認します。
home5Gが繋がらない時も端末の状態を確認する以外にも以下の3つの項目も確認しておきましょう。
以下で詳しく解説します。
通信障害(メンテナンス)情報を確認する
ドコモ home5Gは4G/5Gの「電波」を専用端末(ルーター)が受信することでインターネットに接続できるサービスです。
しかし、ドコモ home5Gで利用する「電波の障害が発生している場合」や「通信設備がメンテナンス中の場合」などはhome5Gでインターネットに繋がらない状況となることが稀に発生します。
home5g死んでる。docomoで障害発生かぁ
— あずみの ぬいえ (@nyuie) October 14, 2021
年に何度か大規模な通信障害が発生することがありますし、通信設備等のメンテナンスを定期的に実施しています。「通信障害発生中」「メンテナンス中」の場合はhome5Gが繋がりにくい、もしくはまったく繋がらない状況になります。
home5Gが繋がらない時は、ドコモ公式サイトで通信障害が発生していないか、メンテナンス中ではないかを念のため確認することをおすすめします。
ドコモ公式サイトの「通信状況のお知らせ」ページでは都道府県別に通信の状況を確認できますので、home5Gをご利用の都道府県が「ご利用しづらい状況」や「ご利用いただけない状況」でないかを確認してみましょう。
また、ドコモ公式サイトの「サービス障害情報」ページでは現在発生している電波障害などがお知らせされます。
電波の受信感度を確認する
home5Gはドコモの5G/4Gの電波を専用端末(ルーター)が受信することでインターネットに接続できるサービスのため、電波の受信感度が強いと問題ないのですが受信感度が弱いと繋がらない状況が発生します。
home5Gの専用端末にある「受信レベルランプ」を確認して受信感度を確認してみましょう。
「home5G HR01」の場合は3つあるランプの真ん中が「受信レベルランプ」です。
「home5G HR01」の場合は5つあるランプの上から2番目中が「受信レベルランプ」です。
home5Gの受信レベルランプが青色で点灯中の場合は電波の受信が強く問題ありません。
しかし、受信レベルランプが緑色や赤色で点灯中の場合は受信感度が弱いために繋がらない状況になっていると判断できます。
受信レベルランプが「緑」「赤」で点灯している場合は、home5Gの専用端末を電波の受信しやすい窓際に移動して「改善されるか」「青で点灯するか」を確認してみましょう。
電波の特性上、壁や窓などの障害物があると反射して受信感度が弱くなりますので、home5Gの受信感度が弱い場合には電波を受信しやすい窓際などに端末を移動させる対策方法が鉄則です。
home5Gの端末を窓際に移動したにも関わらず受信レベルランプが青色に変わらない場合は、元々電波を受信しづらい建物の構造、もしくは受信しづらい地域の可能性があります。自宅に窓が東西南北ある場合はそれぞれの方向に移動してみて改善されるかもお試しください。
料金の未払いがないかを確認する
ドコモ home5Gが繋がらない時は料金の未払いも疑ってみましょう。
home5Gの支払い方法はクレジットカードか口座振替の2通りですが、何らかの原因で毎月の月額料金が引き落とせずに「未払い(滞納)」の状態になるとhome5Gの利用は停止されて繋がらなくなります。
「クレジットカードの利用が停止されていた」「銀行口座の残高が不足していた」など、home5Gの料金支払いが出来ていない場合にはhome5Gの利用が停止されます。
未払いの料金がある場合、いつ利用停止になりますか?
引用:https://www.docomo.ne.jp/faq/detail?keyword=4G&faqId=1843
お支払い期限日より20日目~30日目頃に、ご利用を停止させていただきます。
home5Gの支払い期限が過ぎた20日目ごろにhome5Gの利用が停止されて繋がらない状態となります。
ドコモ home5Gの料金支払い状況は、会員専用ページであるMy docomoにログインするか、以下に記載のドコモインフォメーションセンターへ電話番号に連絡をして未払いが発生していないかを確認してみましょう。
ドコモ携帯電話から:151
ドコモ携帯以外から:0120-800-000
受付時間:9時~20時まで
ドコモ home5Gが繋がらないその他の原因を解説
上記で解説した最低限確認したいドコモ home5Gが繋がらない原因以外にも数々の原因が考えられます。
home5Gが繋がらない時に考えられる主な原因は以下です。
以下で詳しく解説します。
その他原因電子レンジなど電磁波がWi-Fiと干渉している
ドコモ home5Gが突然繋がらない状況が発生した時は電磁波を発する家電を使用し始めた可能性があります。
ドコモ home5Gの専用端末(ルーター)がWi-Fiを発信し接続デバイス(パソコンやスマホなど)がWi-Fiを受信することでインターネットに接続できるようになりますが、Wi-Fiは他の家電が発する電磁波と干渉した際に繋がらなくなる場合があります。
特に「電子レンジ」を使い始めると今まで繋がっていたWi-Fiが繋がらなくなることが多々あります。
特に「電子レンジ」を使い始めると今まで繋がっていたWi-Fiが突然繋がらなくなることが多々あります。
ドコモ home5Gの専用端末から「2.4GHz」と「5GHz」の周波数帯のWi-Fiが発信されています。(基本的に2.4GHzと5GHzのどちらの周波数帯のWi-Fiを利用しても問題ありません。)一方、電子レンジは電磁波で食品を加熱していますが、電子レンジで使用する電磁波の周波数帯は「2.4GHz」です。
もうお気づきだと思いますが、Wi-Fiの「2.4GHz」と電子レンジの「2.4GHz」はまったく同じ周波数帯です。
電子レンジを使い始めると電子レンジから「2.4GHz」の電磁波が発せられます。
そのため、「2.4GHz」のWi-Fiを利用していた場合に電子レンジの電磁波とWi-Fiが干渉して(電子レンジが邪魔をして)Wi-Fiが繋がらなくなる現象が発生することがあります。
home5Gの端末から発信されるWi-Fiと干渉する電磁波を発する家電(特に掃除機、電気シェーバー、ヘアドライヤー、ホットカーペット、炊飯器など)が端末の側にありませんか?また、Wi-Fiは水に吸収されやすい特徴があるためキッチンや水槽などの側に端末を設置していませんか?Wi-Fiを弾いてしまうアルミ製品は端末の側にありませんか?
その他原因home5Gの端末を設置場所住所以外で利用していた
ドコモ home5Gは専用端末が「電波」を受信することでインターネットに接続できるサービスなので”技術的”には電波のエリア内であればインターネットが利用できます。
しかし、home5Gは”契約上”申し込み時に登録した設置場所の住所以外での使用は禁止されています。
当社にご登録いただいた設置場所(home 5G)以外でのご利用は出来ません。なお、当社にご登録いただいた設置場所以外にhome 5G専用ルーターが設置されていることを当社が確認した場合、「料金プラン(home 5G)」お申込み時に新規で発行いただいたdアカウント・ビジネスdアカウントの連絡先メールアドレスへ通知し、「home 5G」のご利用を停止します。
引用:https://www.docomo.ne.jp/home_5g/charge/notice.html
ドコモ公式サイトにも記載があるように、home5Gを申し込みの際に登録した端末の設置場所の住所以外で利用すると利用停止されてインターネットにまったく繋がらない現象が発生します。
home5Gがどこの地域の電波塔(基地局)から発信している電波を利用しているかをドコモは把握していますので、登録住所以外の地域の電波塔から発信された電波を受信して利用すると即時ドコモにバレます。
ドコモ home5Gの端末を登録した設置場所の住所以外(帰郷した実家や入院している病院、出張や旅行先のホテルなど)に持ち運んでインターネットを利用しませんでしたか?
その他原因引っ越し先の新居の住所へ変更していない
上記でも解説しましたが、ドコモ home5Gは登録した設置場所の住所以外では利用禁止です。
しかし、引っ越し後の住所変更をせずに新居でhome5Gを利用してしまって利用停止される方が多くいらっしゃいます。
ドコモに登録しているhome5Gを使用する設置場所住所から引っ越しした場合は、新居の住所へ変更する手続きが必要です。住所変更の手続きをしないまま新居でhome5Gを使用すると利用停止されてしまいます。
home5Gの住所変更はMy docomoにて24時間いつでも手続き可能です。
上記のリンク先からMy docomoにアクセスしてhome5Gの契約後に発行されたdアカウントでログインすると以下のように「設置場所住所の変更の手続き」が行える画面になります。
「設置場所住所の変更の手続き」の画面では、現在登録している設置場所住所を確認できるほか、引っ越しした新居の住所へ変更できる手続きも可能となっています。(住所変更の手続きは月1回までです。)
引っ越し先の新居で住所変更していないhome5Gを利用しませんでしたか?
その他原因5GHzのWi-Fiを接続して利用している
ドコモ home5Gの専用端末は「2.4GHz」と「5GHz」の2つのWi-Fiを発信しています。
「2.4GHz」と「5GHz」のWi-Fiにはまったく違う特徴があります。
5GHzのWi-Fiよりも速度が遅い。
しかし、壁などの障害物を通過しやすく端末を設置した部屋以外でも繋がりやすい。
2.4GHzのWi-Fiよりも速度が速い。
しかし、壁などの障害物に当たると反射するため端末を設置した部屋以外では繋がりにくい。
home5Gの端末を設置している部屋から別の部屋へ移動した時に繋がらない現象が発生している場合には、接続デバイス(パソコンやスマホなど)で5GHzのWi-Fiを接続している可能性があります。
ドコモ home5Gの端末を設置している部屋以外で繋がらない時には、Wi-Fiを接続しているデバイス(パソコンやスマホなど)のWi-Fi設定画面で「5GHz」のWi-Fiで接続していないかをご確認ください。
home5G HR02の場合は「HR02a-*****が2.4GHz」「HR02b-*****が5GHz」のWi-Fi(SSID)です。
home5G HR01の場合は「HR01a-*****が2.4GHz」「HR01b-*****が5GHz」のWi-Fi(SSID)です。
接続していたWi-Fiが「5GHz(HR01b/HR02b)」だった場合には、「2.4GHz(HR01a/HR02a)」に変更してみて繋がらなかった部屋で繋がるようになったかを確認してみましょう。
ドコモ home5Gの端末が発信するWi-Fiを「5GHz」で接続していませんでしたか?
端末の設置部屋以外の別の部屋で繋がらない場合には「2.4GHz」に接続し直して繋がるか確認してみましたか?
その他原因大量のデータ通信を長時間利用していた
ドコモ home5Gで「大量のデータ通信を行った場合」や「長時間接続している場合」などの使い方をすると通信が中断されて急に繋がらない現象が発生することがあります。
ドコモ公式サイトには以下のような説明がされています。
一定時間内または1接続で大量のデータ通信があった場合、長時間接続した場合、一定時間内に連続で接続した場合は、その通信が中断されることがあります。
引用:https://www.docomo.ne.jp/home_5g/charge/notice.html
home5Gで大量のデータを送信/受信したり長時間通信を続けると、同じエリアでhome5Gを利用する方々が「速度が遅くなる」などの悪影響を及ぼしてしまいます。
そのため、著しく他の利用者に迷惑をかけるような通信をした場合には他の利用者が平等に利用できるようにドコモが一時的に通信を遮断(中断)してインターネットに繋がらない状態することがあります。
home5Gで大量のデータを送受信しませんでしたか?また、長時間連続的に利用していませんでしたか?
まとめ
この記事ではドコモ home5Gが繋がらない時に専用端末(ルーター)の状態を確認する方法をはじめ、繋がらない時に最低限確認したい3つのこと、そしてhome5Gが繋がらない原因として多いことを解説しました。
2024年5月現在、ドコモ home5Gを契約している方は「home5G HR01」と「home5G HR02」のいずれかの端末を使用されています。「home5G HR01」を使用されている方は端末のランプを確認することで現在の端末状態を確認でき、繋がらない原因を探ることができます。また、最新端末の「home5G HR02」にはHR01では提供されていないセルフチェックを利用することで端末の状態を確認でき、対象方法まで案内してくれます。
ドコモ home5Gが繋がらない時にはドコモ公式サイトで通信障害が発生していないかを確認するほか、端末の電波受信レベルも合わせて確認しましょう。また、料金が未払いになっている場合には通信が止められてhome5G が繋がらない状態となりますので未払いになっていないかを確認することも大切です。