ソフトバンクエアーはIPv6通信の利用不可

ソフトバンクエアーのIPv6通信についてお調べですね。

インターネットに接続する際にIPv6だと速度が速いという認識の方が多くなった影響で、ソフトバンクエアーを契約予定の方の中には「IPv6が利用可能なのか」を調べる方も多くなってきています。

結論

ソフトバンクエアーはIPv6通信できません。

ソフトバンクエアーのように電波でインターネットに接続するサービス(スマホなども含む)は接続する端末がIPv6通信に対応していればIPv6での接続は可能ですが、ソフトバンクエアーで使用する端末(Airターミナル)はすべての機種でIPv6通信の機能は搭載されていません。

この記事では、ソフトバンクエアーで使用する専用端末「Airターミナル」でIPv6でインターネット接続可能なのか、IPv6通信可能なおすすめ回線、そしてIPv6通信について解説します。

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長井智
インターネット販売代理店で10年以上勤務し、各社光回線やプロバイダなどの販売に従事。現在は自らインターネット回線の販売代理店としても活動しながらトクハヤネットも運営中。 著者情報

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ソフトバンクエアーはIPv6通信に対応していない

インターネットを契約する前には速度も重要な選ぶポイントの1つです。

IPv6通信でインターネットに接続すると「速度が速い」という認識の方が増えている影響で、インターネット契約申し込み前で速度に対する意識が高い方は「IPv6で接続可能か」をお調べのようです。

IPv6でインターネット接続できない

ソフトバンクエアーはAirターミナルと呼ばれる専用端末が電波を受信することでインターネットに接続できる工事不要のサービスとして人気があります。

IPv6未対応

ソフトバンクエアーはIPv6通信に対応していません。

ソフトバンクエアーの申し込み前の方の中には「AirターミナルはIPv6通信に対応しているのか」という疑問をお持ちの方がいらっしゃいますが、そもそもソフトバンクエアーはIPv6通信に対応してません。

ソフトバンクエアーはIPv6通信に対応していませんが、IPv6通信だからといって速度が速い訳ではありません。

アドバイス

「IPv6=速度が速い」と思っている人が多いのですが、もっと詳しく説明すれば「IPv6で接続し、尚且つIPoE方式だと速度が速い」という事になります。(IPv6接続であっても「PPPoE方式」であれば速度はあまり期待できません。)

Airターミナルは全機種IPv6通信未対応

2024年3月現在、ソフトバンクエアーを契約すると5G通信に対応した「Airターミナル5」を使用しますが、最新端末「Airターミナル5」もIPv6通信に対応していません。

最新端末のAirターミナル5
執筆者:長井

念のため、ソフトバンク公式のチャットサービスで「Airターミナル5でもIPv6通信はできないのか」を質問してみました。

ソフトバンク公式のチャットサービスの回答は以下です。

SoftBank AirではIPv6通信の機能を搭載したAirターミナルはございませんので、IPv6はご利用いただけません。

ソフトバンクエアーで使用するAirターミナルには「IPv6通信機能を搭載した機種はない」との回答でしたので最新端末のAirターミナル5でもIPv6通信はできません。

アドバイス

旧Airターミナル機種は4G通信のみ対応していましたが、最新の「Airターミナル5」は4G通信に加えて5G通信も可能となっています。そのため、5G通信の提供エリアにお住まいの場合IPv6未対応でも「Airターミナル5」なら速度が速く快適に利用できる可能性があります。

ソフトバンクエアー未対応のIPv6通信を解説

ソフトバンクエアーはIPv6通信に対応していませんが「そもそもIPv6通信とは何なのか」を説明できる方は少ないです。

そこでここからは、ソフトバンクエアーで未対応のIPv6について解りやすく解説します。

IPv6とはIPアドレスのバージョン6のこと

IPv6のIPとは「IPアドレス」v6とは「バージョン6」の事です。

インターネットに接続する端末(パソコンやスマホなど)に振り分けられた認識番号のことを「IPアドレス」と言い、このIPアドレスはこの世に1つだけで同じ番号は存在しません。

IPアドレスを「電話番号」で例えると分かりやすいです。
例えば「090-●●●●-◆◆◆◆」という携帯電話番号がこの世に2つあった場合、「090-●●●●-◆◆◆◆」に電話したらどちらの携帯電話に繋げてよいか分かりませんよね。

電話番号と同じように、どの端末にインターネットを繋げてよいかを判断するために一つとして同じものはないIPアドレスがパソコンやスマホなどに割り当てられています。

IPv6以前から利用されてきたIPv4では約43億個のIPアドレスが使用できました。

IPv6が登場した経緯

以前はインターネットに接続する機器といえばパソコンくらいでしたが、今ではパソコン以外でもスマホやタブレット、ゲーム機など多くの機器でインターネット接続可能です。

そのため、IPv4で利用できる約43憶個のIPアドレスでは足りない事態となっていました。

そこで、登場したのがIPアドレスのバージョン6である「IPv6」です。

このIPv6では約340澗個(340兆の1兆倍の1兆倍)のIPアドレスが利用可能です。

執筆者:長井

340潤個のIPアドレスが利用可能なIPv6の登場で「IPアドレスが足りない」という問題が解消されました。

IPv6で利用可能な接続方式「IPoE」が速い

インターネット接続はIPv6通信が速いという訳でなく、IPv6通信で利用可能な新しい接続方式「IPoE」の速度が速いです。

IPv4通信では利用できなかった新しい接続方式「IPoE」がIPv6通信なら利用可能です。

従来の接続方式「PPPoE方式」より「IPoE方式」の方が速度が速いとされています。

以下、接続方式「IPoE方式」と「PPPoE方式」の違いを、接続方式をトンネル・データ量を車で例えて解説します。

PPPoE方式のイメージ

PPPoE方式という接続方式は1車線のトンネルと似ており、通行量(車)が多いと渋滞して速度が低下します。

PPPoE方式の場合はデータ通信量が多いとその分インターネットの速度も低下します。

IPoE方式のイメージ

一方、IPoE方式という接続方式は複数の車線があるトンネルと似ており、通行量(車)が多くても車線が複数あるので渋滞することないので速度を保ったままスムーズに通行できます。

IPoE方式の場合はデータ通信量多くても速度が低下しにくい接続方式です。

執筆者:長井

IPoE方式のはIPv6通信のみ利用できる接続方式です。

そのため、IPv6通信が速いのではなく、「IPv6通信で利用可能なIPoE方式でインターネットに接続した場合が速い」が正しい説明となります。

アドバイス

IPv6通信可能であっても「PPPoE方式」の場合は速い速度は期待できません。

ソフトバンクエアー以外のIPv6通信可能なおすすめ回線

上記でも解説したように、ソフトバンクエアーはIPv6通信が利用できません。

しかし、「何が何でもIPv6通信が必要」という方は以下のインターネット回線がおすすめです。

回線工事ができる場合ソフトバンク光
回線工事ができない場合ドコモhome5G

回線工事ができる場合はIPv6通信可能なソフトバンク光

ソフトバンクエアーを提供するSoftBankでは「ソフトバンク光」も提供しています。

ソフトバンクエアーは「電波」でインターネットに接続するサービスなので工事不要ですが、ソフトバンク光は「光回線」と呼ばれる”線”でインターネットに接続するので回線工事が必要です。

ソフトバンク光は回線工事が必要なものの、IPv6通信が可能な上にソフトバンクエアーよりも速度が速く安定しているというメリットがあるのでおすすめです。

また、集合住宅(マンションタイプ)ならソフトバンクエアーよりもソフトバンク光の方が料金が安いです。

以下、2024年3月に契約した場合のソフトバンクエアーとソフトバンク光の主な比較です。

SoftBank AirSoftBank光
IPv6通信不可可能
回線工事不要必要
初期費用契約事務手数料
3,300円
契約事務手数料
3,300円
回線工事費
最大26,400円
月額基本料5,368円戸建住宅の場合
5,720円
集合住宅の場合
4,180円
平均下り速度87.44Mbps304.98Mbps
ソフトバンク光の月額基本料は1ギガの2年自動更新プラン
料金出典:https://www.softbank.jp/internet/air/price/https://www.softbank.jp/internet/sbhikari/price/
速度出典:https://minsoku.net/speeds/softbank_air/services/softbank-airhttps://minsoku.net/speeds/optical/services/softbank-hikari

ソフトバンク光でIPv6接続するには「光BBユニット」と呼ばれる機器のレンタルが必要です。

回線工事ができない場合はIPv6通信可能なドコモhome5G

インターネットを利用する契約住所で回線工事ができない物件だった場合、ソフトバンクエアーと同じように電波でインターネットに接続する工事不要の「ドコモhome5G」がおすすめです。

ソフトバンクエアー同様にドコモhome5Gは工事不要な上にIPv6通信が可能です。

以下、2024年3月に契約した場合のソフトバンクエアーとドコモhome5Gの主な比較です。

SoftBank Airドコモhome5G
IPv6通信不可可能
回線工事不要不要
初期費用契約事務手数料
3,300円
契約事務手数料
3,850円
月額基本料5,368円4,950円
平均下り速度87.44Mbps163.11Mbps
料金出典:https://www.softbank.jp/internet/air/price/https://www.docomo.ne.jp/home_5g/charge/
速度出典:https://minsoku.net/speeds/softbank_air/services/softbank-airhttps://minsoku.net/speeds/optical/services/softbank-hikari

ドコモhome5GはIPv6通信が可能でソフトバンクエアーよりも下り速度が速いのが特徴です。また、月額基本料金もドコモhome5Gの方が安いです。

まとめ

この記事ではソフトバンクエアーでIPv6通信について解説しました。

速度が速いとされているIPv6通信はソフトバンクエアーでは利用できません。(最新端末「Airターミナル5」もIPv6機能が搭載していないため、IPv6通信は利用できません。)

もし、IPv6通信によるインターネット接続を希望している方はソフトバンクエアーではなく開通工事が必要なものの「ソフトバンク光」での契約を検討してみましょう。(ただし、ソフトバンク光でIPv6接続するには「光BBユニット」のレンタルが必須です。)

また、回線工事ができない物件の場合は、ソフトバンクエアー同様に開通工事不要で一部地域でIPv6通信可能なドコモのホームルーター「ドコモhome5G」も検討すると良いでしょう。

ソフトバンクエアーでIPv6通信は利用できますか?

ソフトバンクエアーはIPv6通信に対応していません。

ソフトバンクエアーの最新端末Airターミナル5はIPv6通信可能ですか?

ソフトバンクエアーで使用する専用端末「Airターミナル5」は5G通信は可能ですが、IPv6通信の機能は搭載していないためIPv6は利用できません。

ソフトバンクエアー以外でIPv6通信可能なおすすめ回線はありますか?

契約後に回線工事が必要ですがSoftBankが提供する「ソフトバンク光」はIPv6通信に対応しています。(ただし、ソフトバンク光でIPv6通信を行うには光BBユニットのレンタルが必要です。)また、ソフトバンクエアー同様に工事不要の「ドコモhome5G」もIPv6通信に対応しています。