ソフトバンクが提供するメッシュWi-Fiについてお調べですね。
ソフトバンク光またはソフトバンクエアーを契約中の方で「Wi-Fiが繋がりにくい部屋がある」「Wi-Fiの速度が遅くて安定しない」という方にはメッシュWi-Fiがおすすめです。
ソフトバンク光またはソフトバンクエアーの契約者を対象にした「メッシュWi-Fi」はWi-Fiが繋がりにくい部屋がある場合にWi-Fiの利用範囲を広げてくれる機器をソフトバンクからレンタルできる有料オプションサービスです。
ソフトバンク光またはソフトバンクエアーを契約していない方は加入できません。
この記事ではソフトバンク光またはソフトバンクエアー契約者向けの有料レンタル機器である「メッシュWi-Fi」の特徴を詳しく解説するとともに、メッシュWi-Fiの月額料金(レンタル料)やスペック等の基礎知識、キャンペーン内容、設定方法などをまとめて解説します。
※この記事の表示金額はすべて「税込」です。
速度が超速いサービス
速度に不満なら乗り換えよう
目次
ソフトバンクが提供するメッシュWi-Fiの基礎知識
ソフトバンクが提供しているメッシュWi-Fiは以下のような機器を2つレンタルします。
まずは、メッシュWi-Fiについて最低限知っておきたい情報をまとめて解説します。
ソフトバンク光とソフトバンクエアー契約者限定のサービス
ソフトバンクが提供している「メッシュWi-Fi」は、ソフトバンク光またはソフトバンクエアーのいずれかを契約している方を対象としたレンタルできる有料オプションサービスです。
ソフトバンク光またはソフトバンクエアーのどちらも未契約の場合は、ソフトバンクのメッシュWi-Fiは加入できません。
ソフトバンク光またはソフトバンクエアーを契約していない方はソフトバンクからレンタルできませんが、市販のメッシュWi-Fiを購入すれば利用可能となります。
Wi-Fiの利用範囲を広げることができる
ソフトバンク光を契約中の方は「光BBユニット」を、ソフトバンクエアーを契約中の方は「Airターミナル」をそれぞれ設置してWi-Fi接続でインターネットを利用している方が多いことと思います。
しかし、ソフトバンク光やソフトバンクエアーのルーターが発信するWi-Fiが「繋がりにくい」と感じる部屋がある場合にはソフトバンクからメッシュWi-Fiをレンタルすると解決する可能性があります。
Wi-Fiは壁や床、ドアなどの障害物に弱い性質があるため、2階建て以上・4LDK以上にお住まいの方はルーターを設置した部屋以外へ移動するとWi-Fiが極端に弱くなる場合があります。
ソフトバンクから「メッシュWi-Fi」をレンタルして親機・子機をそれぞれ設置することでWi-Fiの利用範囲を拡張してくれるため、Wi-Fiが繋がりにくかった部屋でも快適に利用できるようになります。
Wi-Fiルーター(光BBユニットやAirターミナルなど)とメッシュWi-Fiの「親機」を接続することで親機からWi-Fiが発信され始めます。「親機」が発信するWi-FiをメッシュWi-Fiの「子機」が受信して子機もWi-Fiを発信し始めます。
このように、メッシュWi-Fiを設置することでWi-Fiの範囲を広げることが可能です。
月額レンタル料880円で1セット(2台)をレンタルできる
ソフトバンクのメッシュWi-Fiはソフトバンク光またはソフトバンクエアーの有料オプションサービスです。
月額レンタル料 | 880円(2台セット) |
ソフトバンクのメッシュWi-Fiの月額レンタル料は880円で1契約につき2台セットとなります。
メッシュWi-Fiのルーターレンタルは1台あたり月額440円で追加可能です。
(ただし、合計最大5台までのレンタルとなります。)
メッシュWi-Fiの月額レンタル料は、毎月のソフトバンク光またはソフトバンクエアーの月額基本料に合算されて毎月請求されます。
2024年12月現在、ソフトバンク光またはソフトバンクエアーを契約する方(または契約している方)はメッシュWi-Fiを契約から2ヶ月目まで無料で利用できるキャンペーンを提供しています。
Wi-Fi6と4×4 MIMOに対応している
ソフトバンクのメッシュWi-Fiは最新規格であるWi-Fi6に対応しています。
Wi-Fiには数種類の規格があり、最新規格が「Wi-Fi 6」です。
Wi-Fi規格 | 最大通信速度 |
---|---|
Wi-Fi 6 | 9.6Gbps (9600Mbps) |
Wi-Fi 5 | 6.9Gbps (6900Mbps) |
Wi-Fi 4 | 600Mbps |
IEEE 802.11g/a | 54Mbps |
EEE 802.11b | 11Mbps |
IEEE 802.11 | 2Mbps |
ソフトバンク光とソフトバンクエアーの契約者がレンタル可能なメッシュWi-Fiは最新の規格「Wi-Fi 6」に対応しているため、他のWi-Fi規格よりも通信速度が速く安定したWi-Fiを利用することが可能です。
また、ソフトバンクのメッシュWi-Fiは「4×4 MIMO」にも対応しています。
ソフトバンクのメッシュWi-Fiは「4×4 MIMO」に対応しているため、同時に複数端末(スマホなど)とWi-Fi接続しても混雑しにくく速度が低下しづらい特徴があります。
「4×4 MIMO」は、道路で例えると解りやすいです。
「2×2 MIMO」は2車線道路、「4×4 MIMO」は4車線道路に例えると、2車線道路だと車が渋滞しやすいが、4車線道路なら多少交通量が増えても渋滞しません。
メッシュWi-Fiの機器は手のひらサイズ
メッシュWi-Fi本体ルーターのサイズは「幅41.7×奥行140×高さ118mm」です。
メッシュWi-Fiの本体ルーターは写真を見ただけではサイズが解りづらいですが、実際は手のひらに乗ってしまうぐらいの意外に小さいサイズです。
ソフトバンクのメッシュWi-Fiの本体(ルーター)は、手のひらに乗るサイズで設置場所に困りません。(ただし、設置場所の近くには電源コンセントが必要です。)
ソフトバンク光またはソフトバンクエアーの契約者を対象にSoftBankが提供するメッシュWi-Fi本体は小型サイズなので、Wi-Fiが繋がりにくい部屋がある場合は別途メッシュWi-FiをレンタルしてWi-Fiの利用範囲を広げてみましょう。
ソフトバンクのメッシュWi-Fiと市販の中継器の違い
Wi-Fiを拡張してくれる「中継器」と呼ばれる機器も市販されています。
しかし、ソフトバンク光またはソフトバンクエアーの契約者向けの有料オプションサービス「メッシュWi-Fi」と市販されている「中継器」の違いについて質問されることがあります。
そこで以下ではソフトバンクのメッシュWi-Fiと市販の中継器の違いを解説します。
手動でWi-Fiの切り替えが必要な中継器
「中継器」はメッシュWi-Fi同様にWi-Fiの利用範囲を広げてくれる機器です。
しかし、中継器には大きなデメリットがあります。
中継器を設置することでWi-Fiの利用範囲は広がりますが、ソフトバンク光またはソフトバンクエアーの「Wi-Fiルーターが発信するWi-Fiを利用する場合」と「中継器が発信するWi-Fiを利用する場合」にはWi-Fiを手動で切り替える(接続し直す)必要があるため面倒です。
「Wi-Fiルーターが発信するWi-Fi」と「中継器が発信するWi-Fi」は自動で切り替わりません。そのため、Wi-FiルーターのWi-Fiを利用する場合は手動で接続し直す、中継器のWi-Fiを利用する場合は手動で接続し直す、という手間があります。
メッシュWi-Fiは最適なWi-Fiを自動で切り替えてくれる
ソフトバンクが提供するメッシュWi-Fiには、メッシュWi-Fiの「親機」「子機」のいずれかで快適に利用できるWi-Fiを自動で選択して切り替えてくれる機能が搭載されています。
例えば、メッシュWi-Fiの「親機」が発信するWi-Fiを接続していたスマホを他の部屋へ移動した場合に、「子機」が発信するWi-Fiが快適だと自動で判断された場合は「子機」のWi-Fiへ自動で切り替えられます。
メッシュWi-Fiは「親機」「子機」のWi-Fiを手動で切り替える必要がなく、快適に接続できるWi-Fiを自動で切り替えてくれます。
ソフトバンクのメッシュWi-Fiは「親機」と「子機」からそれぞれWi-Fiが発信されていますが、メッシュWi-FiのWi-Fiを1度接続しておけば自動で「親機と子機」のどちらのWi-Fiが快適かを自動で判断してくれるので、手動で切り替える必要もなく大変便利です。
ソフトバンクのメッシュWi-Fi設定方法(利用方法)
ソフトバンク光またはソフトバンクエアーの契約者が有料でレンタル可能なWi-Fiの利用範囲を広げてくれる「メッシュWi-Fi」は利用する前に初期設定が必要となりますが設定は非常に簡単です。
ソフトバンクのメッシュWi-Fiの主な初期設定の手順は以下です。
- メッシュWi-Fi(親機)とWi-Fiルーターを接続する
- メッシュWi-Fi(子機)の電源を入れる
- メッシュWi-Fi(子機)の設置場所を決める
- QRコードをWi-Fi接続したいスマホで読み込む
以下で初期設定の手順を詳しく解説します。
Step① メッシュWi-Fi(親機)とWi-Fiルーターを接続する
ソフトバンクのメッシュWi-Fiの本体が手元に届いたら「メッシュWi-Fiの親機」と「Wi-Fiルーター」をLANケーブルで接続することから始めます。
ソフトバンク光を契約している場合は「光BBユニット」と、ソフトバンクエアーを契約している場合は「Airターミナル」とをメッシュWi-Fiの「親機」とLANケーブルで接続します。
接続後にメッシュWi-Fiの「親機」の電源を入れます。
メッシュWi-FiにはLANケーブルが1本同梱されています。
ソフトバンク光を契約中で「光BBユニット」をレンタルしていない方は、別途設置している無線LANルーターとメッシュWi-Fiの「親機」とLANケーブルで接続してください。
メッシュWi-Fiは2台1セットですが、どちらか1台をWi-Fiルーターと接続してください。Wi-Fiルーターと接続した方が「親機」となります。
Step② メッシュWi-Fi(子機)の電源を入れる
Wi-Fiルーターと接続したメッシュWi-Fi(親機)の近くでもう1台のメッシュWi-Fi(子機)の電源を入れます。
親機の近く(1m以内)のところでもう1台のメッシュWi-Fi(子機)の電源を入れます。
メッシュWi-Fi(子機)の電源を入れると初期設定が開始されます。
(ランプが白色で点滅すると初期設定の開始の合図です。)
続いて、親機と子機の接続する(ペアリング)が開始されてランプが緑色で点滅し始めます。
親機と子機のペアリングが完了すると緑色で点灯します。
メッシュWi-Fiの子機の電源を入れたら、親機と自動で接続(ペアリング)の設定が開始されますのでランプが「緑点灯」するまで2分程度待ちます。
Step③ メッシュWi-Fi(子機)の設置場所を決める
メッシュWi-Fiの親機と子機のペアリングが完了したら子機の設置場所を決めます。
適切なWi-Fiの通信環境を整えるために子機を最適な場所に設置することが重要です。
メッシュWi-Fiの「親機」と「子機」は10m以内が目安です。
また、「親機」と「子機」の間にはなるべく壁などの障害物が少ない方が良いでしょう。
Step④ QRコードをWi-Fi接続したいスマホで読み込む
最後にメッシュWi-Fiの本体に記載のQRコードをWi-Fi接続したいスマホで読み込みます。
スマホのカメラやQRコード読み取りアプリ等でQRコードを読み込むと設定完了です。
QRコードを読み込んだスマホはメッシュWi-Fiが発信するWi-Fiでネット接続します。
以上でSoftBankのメッシュWI-Fiの設定は完了です。
QRコードを読み込めない端末(パソコンなど)でメッシュWi-Fiが発信するWi-Fiに接続するための設定は、QRコードの下に記載されている「SSID」と「暗号キー(パスワード)」を使って接続設定を行ってください。
ソフトバンクのメッシュWi-Fiを申し込む方法
ソフトバンク光またはソフトバンクエアーでメッシュWi-Fiの利用を希望される方の以下のいずれかの方法で申し込みが可能です。
以下でメッシュWi-Fiの申し込み方法を詳しく解説します。
ソフトバンク光/ソフトバンクエアーを契約済みの場合
ソフトバンク光またはソフトバンクエアーを契約済みの場合、ソフトバンクでメッシュWi-Fiの申し込みの手続きを行います。
「My SoftBank」または「ソフトバンクショップ」で申し込む
ソフトバンク光またはソフトバンクエアーを契約中の場合、契約者の専用会員サイトである「My SoftBank」にログインすると24時間いつでもメッシュWi-Fiのレンタル申し込みが可能です。
ソフトバンクショップの店舗でもメッシュWi-Fiのレンタル申し込みが可能です。
ソフトバンク光/ソフトバンクエアーをこれから契約する場合
ソフトバンク光またはソフトバンクエアーをこれから契約申し込みをする場合、契約申し込みと同時にメッシュWi-Fiの申し込みを行うことも可能です。
ソフトバンク光またはソフトバンクエアーのおすすめ申込窓口は以下です。
おすすめ窓口 | |
---|---|
ソフトバンク光 | 代理店NEXT 限定特典37,000円キャッシュバック 申込受付サイトを見る |
ソフトバンクエアー | GMOとくとくBB 限定特典最大37,500円キャッシュバック 申込受付サイトを見る |
おすすめの申込窓口の申込画面には「ご質問等」という任意で入力可能な項目がありますので、メッシュWi-Fiも同時に申し込み希望を記入しておきます。
ソフトバンク光またはソフトバンクエアーの契約申し込みと同時にメッシュWi-Fiの申し込みも行いたい場合には、ご質問等の項目に「メッシュWi-Fiのレンタル申し込みも希望します。」と記載してきましょう。
ソフトバンク光またはソフトバンクエアーの契約申し込みと同時にメッシュWi-Fiを申し込んだ場合、開通日(利用が可能となった日)の前後にソフトバンクから郵送でメッシュWi-Fi本体が送られてきます。
まとめ
この記事ではソフトバンク光またはソフトバンクエアーの契約者にソフトバンクが提供している「メッシュWi-Fi」の基礎知識や中継器との違い、設定方法、申込方法についてまとめて解説しました。
ソフトバンクが提供する「メッシュWi-Fi」はソフトバンク光またはソフトバンクエアーの契約者を対象した有料オプションサービスです。
ソフトバンクが提供する「メッシュWi-Fi」は、Wi-Fiルーター(光BBユニットやAirターミナル)を設置している部屋以外でWi-Fiが弱く繋がりにくい部屋がある方に最適の機器で、Wi-Fiルーターが発信するWi-Fiを「メッシュWi-Fi」が利用範囲を拡張(広げて)くれます。
「メッシュWi-Fi」は従来の中継器のようにWi-Fiの利用範囲を広げてくれる機器ですが、メッシュWi-Fiの場合は中継器とは異なりWi-Fiを自動接続してくれるので、中継器のように手動で毎回Wi-Fi接続する必要がありません。
ソフトバンクの「メッシュWi-Fi」は月額880円で本体(2台セット)をレンタル可能で、契約するサービス(ソフトバンク光またはソフトバンクエアー)の月額基本料に加算されて毎月請求されます。