ソフトバンクエアーで使用するAirターミナルの設置場所についてお調べですね。
ソフトバンクエアーで使用するAirターミナルを「電波が届きにくい窓がないような密閉された部屋」や「他の電波と干渉しやすい場所」などに設置すると速度が低下する問題が発生してします。
ソフトバンクエアーは専用端末であるAirターミナルが「電波」を受信することでインターネットに接続できるサービスなので、Airターミナルの置き場所は電波を受信しやすい窓際が最適と言えます。
また、Airターミナルを設置している部屋以外へ移動してWi-Fiを利用する場合には、Wi-Fiの周波数帯を「5GHz」から「2.4GHz」に変更して接続することも最適に利用できる1つの方法です。
この記事ではソフトバンクエアーの専用端末であるAirターミナルの置き場所は窓際が良い理由、Airターミナルを設置してはいけない場所、そしてAirターミナルの置き場所以外の部屋で利用する場合の秘訣ついて解説します。
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ソフトバンクエアーの置き場所は窓際が最適な理由
ソフトバンクエアーの専用端末であるAirターミナルはコンセントから電源を供給するため設置場所をコンセント付近にされる方が多いですが、電波を受信しやすい場所が最も適切な置き場所です。
ソフトバンクエアーは特に「窓際」が最適な設置場所です。
窓際で、30㎝から80㎝の高さが適しています。
引用:https://www.softbank.jp/support/faq/view/19819
直射日光を避けて設置してください。
上記のようにSoftBank公式サイトにもソフトバンクエアーの設置場所としては「窓際で30㎝から80㎝の高さに設置する」ことを推奨しています。
また、Airターミナルの説明書(接続ガイド)にも「窓際で、高さのある場所が適しています」と説明されています。
ソフトバンクエアーの電波状況が悪く速度が遅い場合にSoftBankへ問い合わせしても「Airターミナルを窓際へ移動させてください」と言われるほど窓際に設置することは有効です。
ソフトバンクエアーの専用端末「Airターミナル」は電波が受信しやすい窓際が最適な置き場所と言えますが、窓際は日光が直接Airターミナルに当たってしまいます。特に夏場になると日差しは強くなりAirターミナルが故障する原因にもなります。そのため、必ず「直射日光を避けた窓際」に設置してください。
窓際は電波が受信しやすい最適な場所
ソフトバンクエアーの速度が遅いなど問題がある場合は、Airターミナルを窓際に設置すると電波の感度が良くなって速度が改善する可能性があります。
Airターミナルを窓がない部屋や電波を受信しにくい奥まった場所に設置すると基地局(電波塔)から発信された電波をAirターミナルが受信しづらく、速度低下などの原因となってしまいます。
電波は壁などの障害物にも弱いため、なるべく電波を直接受信しやすい場所として「窓際」がAirターミナルのベストな設置場所といえます。
ちょこっとラックっていう商品で、窓際にソフトバンクエアー設置したら、回線速度の調子がいい。 pic.twitter.com/NUjBDsnTR9
— tomokur (@mikunnomo) September 9, 2020
上記の方のように、窓際にラックを設置してその上にAirターミナルを置くなどして工夫されている方もいらっしゃいます。
電波の強い方向の窓際に設置する
窓の向きが東西南北のそれぞれの方位にある場合は電波感度が良い方向の窓にAirターミナルを設置しましょう。
なるべくならインターネットをよく利用する部屋(リビングなど)にある窓際にAirターミナルを設置することがベストですが、東西南北の各方位に窓がある場合はそれぞれに設置して電波の受信感度が良い方向を調べるのも良いでしょう。
もし、基地局(電波塔)が北側にあるにも関わらず反対方向の南側の窓際に設置してしまうと電波が受信しづらく受信感度も非常に悪くなるため速度低下などの問題が発生します。
各方向に窓がある場合は「電波の受信感度が良い方向はどっちなのか」を各窓にAirターミナルを置いて調べるのも効果的です。
ソフトバンクエアーのAirターミナルを設置した方向に基地局(電波塔)がない場合は窓際であっても受信しづらい状況となってしまいます。
しかし、SoftBankの基地局(電波塔)がどこにあるのかを公表していませんので各方向に窓がある場合はどちらの方向に設置すると受信感度が良いか確認することをおすすめします。
置き場所はなるべく見晴らしが良い窓際
ソフトバンクエアーのAirターミナルは電波を受信しやすい窓際がおすすめですが、窓際であっても高い建物や森林等があると電波が受信しづらい環境です。
電波は建物や木々などの障害物があると受信しづらくなります。
なるべくならソフトバンクエアーのAirターミナルは障害物がない見晴らしの良い窓際に設置することを強くおすすめします。
ソフトバンクエアーについて。家はマンション5F.隣接する窓際の建物は自分の部屋より高い建物なし。ゲームはやってないけど動画悦楽、ダウンロード全く問題なし‼️繋がらなくなった事一回もなし。環境が当たると割りと優秀❗ pic.twitter.com/14LzjulE9t
— テルミドール (@LqpnSPlcHMLU5x3) November 23, 2018
上記のように、「高い建物がない窓際に設置すると快適だ」という口コミがあります。
窓際に設置されたソフトバンクエアーの回線の速度です。ご精査ください pic.twitter.com/ZmQljxWt3U
— ミノムシ (@MinomushiEx) June 3, 2018
一方、窓際に設置しても「速度が出ない」という口コミもあります。
窓際に設置してもソフトバンクエアーの速度が遅いという口コミもあり、やはりAirターミナルの置き場所よりも自宅の「周辺環境」や受信する「電波の基地局」が最も重要であることが分かります。
ソフトバンクエアーの最もふさわしくない設置場所
ソフトバンクエアーのAirターミナルはコンセントから電源を供給するのでコンセント付近に設置する方が多いのですが、コンセント付近であってもふさわしくない置き場所があります。
以下はAirターミナルの設置場所として適していない場所です。
家電(特に電子レンジ)はWi-Fiの邪魔をする電磁波が発生する
電子レンジを使用すると電磁波が発生しますが電子レンジから発生する電磁波はWi-Fiの天敵です。
2.4GHz帯のWi-Fiを接続している場合、電子レンジを使用すると発生する電磁波とWi-Fiが干渉して(Wi-Fiの邪魔をして)速度が遅くなります。(最悪の場合はまったく繋がらなくなります。)
ソフトバンクエアーに大きな影響を与える電子レンジの電磁波を避けるため、電子レンジ付近にAirターミナルを設置しては絶対にいけません。
また、電子レンジ以外でも様々な生活家電を使用すると電磁波が発生するので、なるべく生活家電付近にAirターミナルを設置することは推奨しません。
なるべく避けたいAirターミナルの設置場所は以下です。
上記の家電は使用すると微量の電磁波が発生しWi-Fiと干渉してしまう恐れがあるので、ソフトバンクエアーの設置場所としてはあまり相応しくありません。
Bluetooth機器付近も置き場所としては不適切
Bluetooth機器付近もソフトバンクエアーの設置場所としては相応しくありません。
最近ではパソコンの周辺機器(キーボードやマウス等)もBluetooth対応となり無線で操作可能となっっていますし、音楽を聴く際のスピーカーやイヤフォンなどもBluetooth対応となっています。
しかし、BluetoothはWi-Fiと同じ周波数帯(2.4GHz帯)と使用帯域が重複していますので、Bluetooth機器を使用するとWi-Fiと干渉して速度が遅くなったり、インターネットに繋がらない現状が発生する場合があります。
ソフトバンクエアーのAirターミナルはBluetooth機器付近に設置しない方が良いでしょう。
水回りもAirターミナルを設置しない方が良い
キッチンや洗面所などの「水回り」もソフトバンクエアーの避けたい設置場所です。
ソフトバンクエアーの端末(Airターミナル)は電子機器で湿気に大変弱く水回りに置いてしまうと故障する可能性が高くなってしまいます。
また、Wi-Fiは水に吸収されやすい特徴があるため、水回り付近(キッチンや洗面所、水槽など)にAirターミナルを設置するとWi-Fiが弱まって速度が遅くなる場合があります。
ソフトバンクエアーのAirターミナルは水回り付近に設置しない方が良いでしょう。
ソフトバンクエアーの置き場所以外の部屋で利用する場合の秘訣
ソフトバンクエアーの専用端末であるAirターミナルは「電波を受信しやすい窓際」や「インターネットを利用する機会が多いリビング」などが最適な設置場所です。
しかし、いつもAirターミナルを設置している部屋で利用するとは限りません。(時には寝室や書斎などAirターミナルを設置する部屋以外でも利用する機会があります。)
もし、Airターミナルを設置している部屋以外でWi-Fi接続する場合は下記2つを徹底すると良いでしょう。
設置部屋以外はWi-Fiの周波数帯「2.4GHz」がおすすめ
ソフトバンクエアーのAirターミナルを設置している部屋以外でWi-Fi接続すると「速度が遅い」「繋がりにくい」という場合はWi-Fi接続している周波数帯が原因と考えられます。
ソフトバンクエアーのAirターミナルが発信するWi-Fiには「2.4GHz」と「5GHz」の2つの周波数帯があります。
参考GHzの読み方は「ギガヘルツ」
「2.4GHz」と「5GHz」の周波数帯のWi-Fiにはそれぞれの特徴があります。
周波数帯 | 特徴 |
---|---|
2.4GHz | 5GHzよりも速度が遅いが 障害物に強い特徴がある |
5GHz | 2.4GHzよりも速度が速いが 障害物に弱い特徴がある |
特に注視すべき特徴は、5GHzのWi-Fiは障害物に弱いというところです。
Airターミナルを設置している場所以外で「5GHz」のWi-Fiで接続すると壁やドアなどの障害物の影響によりWi-Fiが非常に繋がりにくい現象が発生します。
Airターミナル設置部屋以外でWi-Fi接続する際は、障害物に弱い5GHzのWi-Fiを接続するのではなく障害物に強い「2.4GHz」で接続し直すことが鉄則中の鉄則です。
設置部屋以外でWi-Fiが繋がりにくい場合は中継器
上記で解説したように、ソフトバンクエアーのAirターミナルを設置している場所以外の部屋でWi-Fi接続する際は「2.4GHz帯」のWi-Fiを利用すると繋がりやすくなります。
しかし、住宅の構造上2.4GHzのWi-Fiでも繋がりにくい可能性があります。
そんな時はWi-Fiの利用範囲を広げる「中継器」を試してください。
中継器をAirターミナルと繋がらない部屋の間に設置することで、AirターミナルのWi-Fiを一旦中継器が受信して再度Wi-Fiを発信する「Wi-Fi受信エリアを拡大する機器」と思ってください。
最近ではコンセントに直接差すだけの中継器も増えてきていますので、廊下などにあるコンセントに中継器を差して繋がらない部屋でWi-Fi接続できるようになるかも確認してみてください。
まとめ
この記事ではソフトバンクエアーで利用する専用端末のAirターミナルを自宅のどこに設置すれば最適なのか、ふさわしくない置き場所、そしてAirターミナル設置場所以外の部屋で快適に利用するための秘訣を解説しました。
Airターミナルの設置場所は「窓際」がベストです。
ソフトバンクエアーは「電波」を受信してインターネットに接続するサービスなので工事不要で手軽で簡単なのですが、その代わりに電波が届きやすい「窓際」がAirターミナルの設置場所として最適です。
ただし、窓際であっても契約住所の周辺環境により元々電波が届きにくいエリアだった場合は、たとえ窓際にAirターミナルを置いたとしても受信感度は低く繋がりにくいです。
また、電子レンジなど電磁波を発生する生活家電付近、Bluetooth機器付近、そしてキッチンなどの水回り付近はAirターミナルの置き場所として不適切な場所と言えるでしょう。
ソフトバンクエアーで使用するAirターミナルの置き場所は「窓際」が最適です。