ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiの違いを比較

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiの違いなどについてお調べですね。

Pocket WiFi(ポケットワイファイ)はソフトバンク株式会社の商標登録です。

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiは携帯電話と同じように専用端末が「電波」を受信してインターネットに接続できるサービスで回線工事が不要である点は共通していますが、その他は様々な違いがあるため「どちらと契約すべきか」をお悩みの方が多くいらっしゃいます。

おすすめする方とは
  • ソフトバンクエアーは自宅でインターネットを利用したい方におすすめです。
  • ポケットWi-Fiは外出先でインターネットを利用する機会が多い方におすすめです。

ソフトバンクエアーは契約時に登録した設置場所住所以外での利用ができませんので、自宅でインターネットをしたい方におすすめのサービスです。

一方、ポケットWi-Fiは持ち運びに便利なポケット型の「モバイルWi-Fiルーター」なので、外出先でインターネットを利用する機会が多い方(ビジネスマンなど)におすすめのサービスです。

この記事ではソフトバンクエアーとポケットWi-Fiの違いをお調べの方を対象に、外出先での利用有無や料金、速度などの違いを解説するとともに、インターネット接続で利用される回線や提供エリアについてまとめて解説します。

ABOUT US
長井智
インターネット販売代理店で10年以上勤務し、各社光回線やプロバイダなどの販売に従事。現在は自らインターネット回線の販売代理店としても活動しながらトクハヤネットも運営中。 著者情報

※以下、表示金額はすべて「税込」です。

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiの知っておきたい違い

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiには様々な違いがありますが、どちらの契約したら良いのかをお悩みの方は以下の違いを最低限理解しておきましょう。

知っておきたい違い
  • 外出先での利用に違いがある
  • 使用する専用端末に違いがある
  • インターネット利用料金に違いがある
  • 実際の速度に違いがある

以下では、ソフトバンクが提供する「ソフトバンクエアー」と「ポケットWi-Fi(ワイモバイル)」の違いをら解説します。

外出先での利用に違いがある

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiは携帯電話と同じように「電波」を受信することでインターネットに接続可能となるサービスですので、基本的に電波のエリア内であれば利用可能です。

ただし、ソフトバンクエアーは外出先への持ち運び利用は禁止されています。

サービス外出先での利用
SoftBank Air利用不可
ポケットWi-Fi利用可能

ソフトバンクエアーの「サービス規約」の(第14条禁止事項)には以下のような説明があります。

第14条(禁止事項)
当社への住所の移転等の連絡なく、本サービスの申し込み時に申告した設置先住所以外の住所にて本サービスを利用する行為。

引用:https://cdn.softbank.jp/ybb/set/data/terms/pdf/air.pdf

ソフトバンクエアーは自宅で利用する「固定通信契約」のため、契約時に登録した設置先住所以外(契約した住所以外)での利用は規約違反となります。

執筆者:長井

ソフトバンクエアーは契約住所での利用に限定されています。

一方、ポケットWi-Fiは「モバイル通信契約」なので外出先へ持ち運んで利用しても問題ありません。

ポケットWi-Fiは名前の通りポケットにも入る小さいな名刺サイズの端末(モバイルルーター)を使用しますので、基本的に「外出先」での利用を前提としているサービスです。

もちろん、ポケットWi-Fiを契約住所の自宅内で利用しても問題ありません。

アドバイス

ソフトバンクエアーは規約上、外出先での利用は禁止されています。
そのため、ソフトバンクエアーは「自宅で利用する方におすすめ」で、ポケットWi-Fiは「外出先での利用が多い方におすすめ」のサービスと言えるでしょう。

使用する専用端末に違いがある

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiは使用する専用端末(ルーター)に違いがあります。

執筆者:長井

見た目でも分かるように、ソフトバンクエアーの専用端末は「自宅に置くタイプ」・ポケットWi-Fiの専用端末は移動に便利な「持ち運びタイプ」です。

以下、2024年4月現在のソフトバンクエアーとポケットWi-Fiの最新端末の価格の違いをまとめた表です。

SoftBank AirポケットWi-Fi
最新専用端末Airターミナル5Pocket WiFi
5G A102ZT
端末価格71,280円10,800円
分割購入月々1,980円/36回月々300円/36回
出典:https://www.softbank.jp/internet/air/price/https://order.ymobile.jp/store/CHDO0001/entry/a102zt/plan

ソフトバンクエアーの最新端末「Airターミナル5」の価格は71,280円で大変高額です。
そのため、月々1,980円の36回分割購入する方が9割以上です。

36回の分割支払いはソフトバンクエアーの月額基本料金に加算されて36ヶ月間毎月請求されます。

Airターミナル5を購入契約すると月額基本料金から36ヶ月間1,980円割引される「月月割」が自動で適用されるため、Airターミナル5は実質無料となります。

一方、ポケットWi-Fiの最新端末「Pocket WiFi 5G A102ZT」は一括購入で10,800円ですが、ポケットWi-Fiの月額基本料金に上乗せする形で36回分割購入(月々300円)も可能です。

アドバイス

2024年4月現在の最新端末は、ソフトバンクエアーは「Airターミナル5」・ポケットWi-Fiは「Pocket WiFi 5G A102ZT」です。各端末は5G提供エリア内であれば5G通信も可能な端末です。(5G提供エリア外の場合は4G通信となります。)

インターネット利用料金に違いがある

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiは料金プランと月額基本料金に違いがあります。

以下、2024年4月現在の最新プランです。

SoftBank AirポケットWi-Fi
料金プランAir 4G/5G共通プランPocket WiFiプラン2
(ベーシック)
月額基本料金5,368円
(無制限)
月間データ利用量
7GBまで:4,065円
+753円/月で無制限に可能
出典:https://www.softbank.jp/internet/air/price/https://www.ymobile.jp/plan/data/pocketwifi_2/

ソフトバンクエアーの料金プラン「Air 4G/5G共通プラン」の月額基本料金は5,368円です。

Air 4G/5G共通プランは月間のデータ利用量は無制限です。

ポケットWi-Fiの料金プラン「Pocket WiFiプラン2 (ベーシック)」の月額基本料金は4,065円です。

Pocket WiFiプラン2 (ベーシック)は月間のデータ利用量は7GBまでですが、「アドバンスオプション」に加入すると無制限となります。(アドバンスオプション加入の場合は月額4,818円となります。)

アドバンス

ソフトバンクエアーの「Air 4G/5G共通プラン」、ポケットWi-Fiの「Pocket WiFiプラン2 (ベーシック)」は共に2年間などの契約期間(縛り)の設定はありません。

実際の速度に違いがある

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiは実際の速度(実測)に違いがあります。

インターネット契約は速度が非常に大切なポイントとなります。

以下は、2024年4月1日現在のソフトバンクエアー(Airターミナル5)とポケットWi-Fi(Pocket WiFi 5G A102ZT)を実際に契約している方々が測定した実際の速度の平均です。

SoftBank AirポケットWi-Fi
下り平均速度113.26Mbps71.85Mbps
上り平均速度11.03Mbps17.67Mbps
出典:https://minsoku.net/speeds/softbank_air/services/softbank-air/devices/air-terminal5https://minsoku.net/speeds/mobile_router/services/pocket-wifi-5g-a102zt

上り平均速度は、ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiともに10Mbps台で大変遅い速度です。

上り速度とは

上り速度はインターネット上にデータをアップロードする際に関わる速度です。
例えば、写真や動画をSNSへ公開する時やメールを送信する時などに関わります。

下り平均速度は、ソフトバンクエアーは113.26Mbps・ポケットWi-Fiは71.85Mbpsでソフトバンクエアーが約1.5倍速度が速いことが分かります。

下り速度とは

下り速度はインターネット上のデータをダウンロードする際に関わる速度です。
例えば、Youtubeの動画をパソコンで視聴する場合はインターネット上にある動画データをパソコンへダウンロード(受信)して視聴しています。そのため、一般的な利用では上り速度よりも下り速度の方が重要です。

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiの利用する電波と提供エリア

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiは携帯電話と同じように「電波」を専用端末(ルーター)が受信することでインターネットに接続するサービスなので利用する場所が「電波のエリア内であるか」が重要です。

受信する(利用する)電波の種類

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiで利用される電波には様々な種類があります。

使用する専用端末によって受信可能(利用可能)な電波があります。

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiの最新端末で受信可能な通信方式(周波数帯)は以下です。

最新端末通信方式
Airターミナル5 5G:3.4GHz、3.7GHz
FDD-LTE:2.1GHz
AXGP:2.5GHz
TDD-LTE:3.5GHz
Pocket WiFi
5G A102ZT
5G:1.7GHz、700MHz、3.4GHz、3.7GHz
FDD-LTE:2.1GHz、1.7GHz、900MHz、1.5GHz、700MHz
AXGP:2.5GHz
TDD-LTE:3.5GHz
出典:https://www.softbank.jp/support/faq/view/53642https://www.ymobile.jp/lineup/band/pdf/a102zt_band.pdf
執筆者:長井

「5Gの電波は速度が速い」という認識の方は多いですが「5G」と言っても様々な周波数帯(電波の種類)が存在しています。

ソフトバンクエアーの最新端末「Airターミナル5」は5G通信に対応していますが、5Gの「3.4GHz」と「3.7GHz」の2つの周波数帯に対応しています。

一方、ポケットWi-Fiの最新端末「Pocket WiFi 5G A102ZT」も5G通信に対応しており、5Gの「2.1GHz」「1.7GHz」「900MHz」「1.5GHz」「700MHz」の5つの周波数帯に対応しています。

ポケットWi-Fiの「Pocket WiFi 5G A102ZT」は基本的に外出先での利用が想定されているため、対応している(受信できる)5G通信の周波数帯が多いと思われます。

アドバイス

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiの端末は自動で最適な電波を受信するため、手動で電波を切り替える必要がありません。(例えば、利用するエリアで「5Gの3.4GHz」よりも「4Gの2.1GHz」の電波が最適に利用できると判断されれば端末が自動で4Gで接続します。)

申し込み前に必ず提供エリアを確認する

何度も解説しているように、ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiは専用端末が「電波」を受信することでインターネットに接続するサービスなので利用する場所が提供エリア内である必要があります。

執筆者:長井

電波のエリア外だとインターネットに繋がらないので、ソフトバンクエアーの申し込み前なら契約予定の住所を、ポケットWi-Fiを申し込み前なら利用する機会が多い場所が提供エリア内かを確認しましょう。

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fi(ワイモバイル)はSoftBankの電波を利用するため、SoftBank公式サイトで提供エリアを確認することが可能す。

上記のリンク先へアクセスすると以下のような画面になります。
(スマホでアクセスすると若干違う画面です。)

SoftBank公式サイトの「サービスマップ」ページで提供エリアを確認できますが、1つ注意が必要です。

提供エリアには利用可能な電波の種類が色分けされています。

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fi(ワイモバイル)で利用する電波の種類は以下です。

確認すべき電波の種類
  • SoftBank 5G<3.7GHz>
  • SoftBank 5G<700MHz 1.7GHz 3.4GHz>
  • SoftBank 4G / 4G LTE

上記以外の電波は利用しませんのでエリア内でも「エリア外(圏外)」と認識してください。
また、地図上で色が付いていない地域も「エリア外(圏外)」となります。

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiの料金比較

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiの料金プラン(月額料金)の仕組みが大きく違います。

以下の表は2024年4月現在にソフトバンクエアーを専用端末「Airターミナル5」で購入契約した場合とポケットWi-Fi(ワイモバイル)を専用端末「Pocket WiFi 5G A102ZT」で購入契約した場合の毎月の料金(請求額)を比較したものです。

SoftBank AirポケットWi-Fi
月額基本料金5,368円4,818円※1
料金割引月月割(36ヶ月)
1,980円割引
端末代月々1,980円
/36回分割
月々300円
/36回分割
請求額/月5,368円5,118円
出典:https://www.softbank.jp/internet/air/price/https://order.ymobile.jp/store/CHDO0001/entry/a102zt/plan
※1:データ利用量が無制限となるアドバンスオプションに加入した場合

料金割引特典を実施している期間中の契約すると更に請求額が安くなることがあります。

以下、ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiに分けてそれぞれの料金を詳しく解説します。

ソフトバンクエアーは24ヶ月間月額2,970円

2024年4月現在、ソフトバンクエアーで使用する専用端末「Airターミナル5」を36回分割購入で契約した場合の毎月の請求額をまとめた表は以下です。

月額基本料金5,368円
月月割1,980円割引
/36ヶ月間
SoftBank Air
みんなおトク割
2,398円割引
/24ヶ月間
小計24ヶ月目まで
990円
25~36ヶ月目まで
3,388円
37ヶ月目以降
5,368円
Airターミナル5
36回分割払い
月々1,980円
/36ヶ月間
請求額/月24ヶ月目まで
2,970円
25ヶ月目以降
5,368円
出典:https://www.softbank.jp/internet/air/price/
執筆者:長井

少々分かりづらいので、以下ではイメージを使って解説します。

ソフトバンクエアーで使用する「Airターミナル5」を購入契約すると「月月割(1,980円)」が月額基本料金から36ヶ月間割引されるため、36ヶ月間の月額基本料金は3,388円となります。

2024年4月26日以降、「かんたん! SoftBank Air みんなおトク割」の適用によりさら24ヶ月間は月額基本料金から2,398円割引されるため、24ヶ月目までは月額基本料金は990円となります。

割引された月額基本料金(990円)に「Airターミナル5」の36回分割支払い額(1,980円)が加算されるため、24ヶ月目までは月額2,970円・25ヶ月目以降は月額5,368円の請求額となります。

37ヶ月目以降は36ヶ月間1,980円の割引である「月月割」が終了し、Airターミナル5の36回分割支払いも完済しているため、月額基本料金(5,368円)のみの請求額となります。

ポケットWi-Fiは月額5,118円(36ヶ月間)

2024年4月現在、ポケットWi-Fiで使用する専用端末「Pocket WiFi 5G A102ZT」を36回分割購入で契約した場合の毎月の請求額をまとめた表は以下です。

月額基本料金4,818円※1
A102ZT
36回分割払い
月々300円
/36回分割
請求額/月36ヶ月目まで
5,118円
37ヶ月目以降
4,818円
出典:https://order.ymobile.jp/store/CHDO0001/entry/a102zt/plan
※1:データ利用量が無制限となるアドバンスオプションに加入した場合
執筆者:長井

ポケットWi-Fiの料金形態はソフトバンクエアーよりも単純です。

ポケットWi-Fiの月額基本料金は4,818円ですが専用端末「Pocket WiFi 5G A102ZT」の36回分割支払い(月々300円)が加算されるため、36ヶ月間の請求額は月額5,118円となります。

37ヶ月目以降は36回分割支払いである「Pocket WiFi 5G A102ZT」の支払いは完済しているため、月額基本料金(4,818円)のみの支払いとなります。

まとめ

この記事ではソフトバンクエアーとワイモバイルのポケットWi-Fiの違いについて解説しました。

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiは使用する端末(ルーター)や毎月の請求額(月額料金)、実際の速度などに違いがありますが大きな違いは「利用用途」です。

ソフトバンクエアーは申し込み時に登録した設置先住所での利用限定の「固定通信契約」となるため、外出先へ端末を持ち運んで利用することは禁止されています。そのため、ソフトバンクエアーは自宅での利用を考えている方におすすめです。

一方、ポケットWi-Fiは「モバイル通信契約」なので端末を持ち運んで利用することがメインとなるサービスです。そのため、ビジネスマンなど外出先での利用が多い方におすすめです。

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiの違いは何ですか?

ソフトバンクエアーとポケットWi-Fiの利用用途に大きな違いがあります。ソフトバンクエアーは設置場所住所以外の利用ができない「自宅用」、ポケットWi-Fiは契約住所以外でも持ち運べる「外出用」とお考えください。

月間のデータ利用量に上限はありますか?

ソフトバンクエアーはデータ通信量に上限はなく無制限です。ワイモバイルのポケットWi-Fiは月間データ利用量の上限は7GBまでとなっていますが、7GB以上利用しても無制限となる有料の「アドバンスオプション」というオプションがあります。