ソフトバンク光を契約すると設置されるNTT機器をお調べですね。
ソフトバンク光はサービス名に”光”と付いていることでも分かるように[光回線]でインターネットに接続するサービスですが、「SoftBankと契約したなのにNTTのロゴが付いた機器が設置されるのはなぜ?」と疑問をお持ちの方も多いです。
ソフトバンク光のインターネット契約やサービス提供はSoftBankではありますが、インターネットに接続するために利用する[光回線]はNTT東日本/NTT西日本からSofBankから借りています。そのため、ソフトバンク光を契約するとNTT機器の設置も必要となります。
この記事ではソフトバンク光で利用する光回線やNTT機器が必要な理由を解説するとともに、NTT機器の種類と役割(機能)を解説します。
※以下、表示金額はすべて「税込」です。
ソフトバンク光はNTT回線とNTT機器を利用するサービス

ソフトバンク光を契約したのに「なぜNTT機器があるの?」と疑問をお持ちの方に、ソフトバンク光でインターネットに接続する際に利用する”光回線”を理解すると疑問が解決します。
フレッツ光の光回線を利用している
2026年1月現在、自宅のインターネットは[光回線]を利用するサービスが一般的です。

NTT東日本とNTT西日本では自社の[光回線]を利用してインターネットに接続する[フレッツ光]と呼ばれるサービスを提供しています。
NTT東日本/NTT西日本のフレッツ光は主に以下の2つのサービスを提供しています。
| サービス名 | 通信速度 |
|---|---|
| フレッツ光ネクスト | 最大1Gbps |
| フレッツ光クロス | 最大10Gbps |
フレッツ光ネクストの最大通信速度は1Gbps・フレッツ光クロスの最大通信速度は10Gbpsです。

インターネットの速度の単位は[Mbps]や[Gbps]で表示され、数値が多いほど速度が速いです。
最大通信速度1Gbpsの[フレッツ光ネクスト]が一般的で全国的に契約可能なサービスです。一方、最大通信速度10Gbpsの[フレッツ光クロス]は速度が速いものの、契約できる提供エリアが限定的(狭い)です。
ソフトバンク光はNTT東西のフレッツ光の光回線を利用する

ソフトバンク光も[光回線]を利用するサービスですが、ソフトバンク光はNTT東日本/NTT西日本の[フレッツ光の光回線]を利用してインターネットに接続するサービスです。

ソフトバンク光はフレッツ光の光回線が利用されてるため、ソフトバンク光とフレッツ光でインターネットに接続するために利用する光回線はまったく同じということになります。
フレッツ光の光回線を利用するサービスは光コラボレーション
フレッツ光の光回線を利用するサービスのことを[光コラボレーション]と呼びます。
ソフトバンク光もフレッツ光の光回線を利用しているので[光コラボレーション]です。
ソフトバンク光以外にも以下のようなサービスも光コラボレーションです。
ソフトバンク光、ドコモ光、ビッグローブ光、OCN光、So-net光、@nifty光、楽天ひかり、ぷらら光、エキサイト光、@TCOMヒカリ、U-next光、IIJmioひかり、AsahiNet光、DTI光、Marubeni光、GMOとくとくBB光、GMO光アクセスなど
NTT回線を利用するのでNTT機器が設置される

上記で解説したように、ソフトバンク光はNTT東日本/NTT西日本が提供する[フレッツ光の光回線]を利用しますので、NTT回線を利用するソフトバンク光を契約すると[NTT機器]が自宅に設置されます。

ソフトバンク光は「NTT回線が利用されるのでNTT機器が設置される」と覚えておくだけでOKです。
ソフトバンク光はフレッツ光の光回線とNTT機器が利用されますので、フレッツ光からソフトバンク光へ[転用]という手続きで乗り換えると回線工事が不要です。また、フレッツ光の光回線とNTT機器を利用する光コラボレーション間の乗り換えも[事業者変更]という手続きで回線工事が不要です。
ソフトバンク光で設置するNTT機器の機種と役割

上記では、ソフトバンク光はNTT東日本/NTT西日本が提供するフレッツ光の光回線を利用しているため、ソフトバンク光を契約するとNTT機器が設置されることを解説しましたが、NTT機器には複数の機種があります。

ソフトバンク光を契約すると、上記のような機種が異なるNTT機器が1台(または2台)設置されます。
3つに分類することができるNTT機器
ソフトバンク光を契約後に設置するNTT機器は3つに分類することができます。

ソフトバンク光を契約すると[ONU(光回線終端装置)][VDSL装置][ホームゲートウェイ]と呼ばれるいずれかのNTT機器が1台(または2台)設置されることになります。

NTT機器の正面や側面を確認すると[PR-xxx][GE-xxx][VDSL-xxx]のような型番が記載されています。
以下、主な型番別の機種の分類です。
| 分類 | 型番 |
|---|---|
| ONU (光回線終端装置) | GE-xxx GV-xxx 10G-ONU |
| VDSL装置 | VDSL-xxx VH-xxx |
| ホームゲートウェイ | PR-xxx RV-xxx RT-xxx RS-xxx XG-xxx |
例えば、ソフトバンク光を契約する自宅に設置されたNTT機器に[PR-500MI]のようにPRから始まる機種だった場合は、ONUやVDSL装置でなく[ホームゲートウェイ]であることが分かります。
3つに分類されるNTT機器は機能に違いがあります。
| 分類 | 機能 |
|---|---|
| ONU (光回線終端装置) | 光信号とデジタル信号を 相互に変換する機能 |
| VDSL装置 | アナログ信号とデジタル信号を 相互に変換する機能 |
| ホームゲートウェイ | ONU機能や光電話機能など 複数の機能を1台で利用できる |

以下では、[ONU(光回線終端装置)][VDSL装置][ホームゲートウェイ]に分けて機能を解説します。
NTT機器の「ONU(光回線終端装置)」の機能
[ONU(光回線終端装置)]は光信号とデジタル信号を相互に変換する機能があります。

上記イラストのように、光回線で送られてくる画像や動画などのデータは[光信号]で送信されてきますが、パソコンなどのデバイスは[光信号]ではなく[デジタル信号]でデータを処理します。
そのため[光信号]から[デジタル信号]へ変換する必要があります。
その逆で、デジタル信号で処理されたパソコンなどにあるデータを光回線でインターネットへ送信する場合も[デジタル信号]から[光信号]へ変換する必要があります。

[ONU(光回線終端装置)]は、光回線で送られてきた[光信号]のデータをパソコンなどで処理できるよう[デジタル信号]へ変換する機能を持っています。また、パソコンなどで処理した[デジタル信号]のデータを光回線で送信できるよう[光信号]へ変換する機能も持っています。

要するに、ONU(光回線終端装置)というNTT機器は[光信号からデジタル信号へ]、そして[デジタル信号から光信号へ]変換する機器、という訳です。
NTT機器の「VDSL装置」の機能
[VDSL装置]はアナログ信号とデジタル信号を相互に変換する機能があります。

ソフトバンク光は[光回線]を利用してインターネットに接続しますが、一部のマンション内部の配線は[電話線]を利用している場合があります。(電話線を利用していないマンションもある)
参考 電話線を利用したマンション内の配線方式を[VDSL方式]と言います。

上記イラストのように、マンション内の電話線で各部屋へ送られてくる画像や動画などのデータは[アナログ信号]で送信されてきますが、パソコンなどのデバイスは[アナログ信号]ではなく[デジタル信号]でデータを処理します。
そのため[アナログ信号]から[デジタル信号]へ変換する必要があります。
その逆で、デジタル信号で処理されたパソコンなどにあるデータをマンション内の電話線を介してインターネットへ送信(アップロード)する場合も[デジタル信号]から[アナログ信号]へ変換する必要があります。

[VDSL装置]は、マンション内の配線の電話線で送られてきた[アナログ信号]のデータをパソコンなどで処理できるよう[デジタル信号]へ変換する機能を持っています。また、パソコンなどで処理した[デジタル信号]のデータを電話線で送信できるよう[アナログ信号]へ変換する機能も持っています。

要するに、VDSL装置というNTT機器は[アナログ信号からデジタル信号へ]、そして[デジタル信号からアナログ信号へ]変換する機器、という訳です。
NTT機器の「ホームゲートウェイ」の機能
[ホームゲートウェイ]はONUやVDSL装置、光電話ルーターや無線LANルーターなど複数の機能が利用できるNTT機器です。

例えば、ソフトバンク光でインターネットを利用する場合は[ONU]または[VDSL装置]の設置が必要ですが、光電話を利用する場合は[光電話ルーター]、Wi-Fiを利用する場合は[無線LANルーター]の設置が必要となるため、合計で3台も機器を設置しなければなりません。
しかし、この3台を1台で利用できれば便利だと思いませんか?

ホームゲートウェイはONU機能・VDSL装置機能・光電話ルーター機能・無線LAN機能の複数機能が1台で利用できます。
以下、主なホームゲートウェイの型番別の利用可能な機能です。
| 型番 | 利用可能な機能 |
|---|---|
| PR-xxx | ONU機能 光電話ルーター機能 無線LAN機能 |
| RV-xxx | VDSL装置機能 光電話機能 |
| RT-xxx | 光電話ルーター機能 無線LAN機能(※1) 別途、ONUまたはVDSL装置が必要 |
| RS-xxx | 光電話ルーター機能 無線LAN機能 別途、ONUが必要 |
| XG-xxx | ONU機能 光電話ルーター機能 無線LAN機能 ソフトバンク光10ギガ専用 |
[PR-xxx]は、光信号とデジタル信号を相互変換する[ONU機能]・光電話が利用できる[光電話ルーター機能]・Wi-Fiが利用できる[無線LAN機能]の3つの機能が1台で利用できるホームゲートウェイです。
[RV-xxx]は、アナログ信号とデジタル信号を相互変換する[VDSL装置機能]・光電話が利用できる[光電話ルーター機能]の2つの機能が1台で利用できるホームゲートウェイです。
[RT-xxx]は、光電話が利用できる[光電話ルーター機能]・Wi-Fiが利用できる[無線LAN機能]の2つの機能が1台で利用できるホームゲートウェイです。
RT-xxxにはONUまたはVDSL装置の設置が別途必要です。
また、RT-xxxの無線LAN機能は内蔵型ではないため、Wi-Fiを利用する場合には[無線LANカード]のレンタルが別途必要です。
[RS-xxx]は、光電話が利用できる[光電話ルーター機能]・Wi-Fiが利用できる[無線LAN機能]の2つの機能が1台で利用できるホームゲートウェイです。
RSxxxにはONUの設置が別途必要です。
[XG-xxx]は、最大通信速度10Gbpsの[ソフトバンク光 10ギガ]で必要なホームゲートウェイです。

要するに、ホームゲートウェイは1台で2つ以上の機能が利用できるNTT機器、という訳です。
ソフトバンク光の契約内容と宅内配線で設置するNTT機器が異なる

ソフトバンク光の契約内容や建物内の配線によって設置されるNTT機器の種類が異なります。
そこでここからは、ソフトバンク光を契約するとどんなNTT機器が設置されるのかを解説します。
ファミリータイプまたは光配線方式のマンションタイプの場合
以下では、ソフトバンク光を[ファミリータイプ]で契約した場合、そして[光配線方式のマンションタイプ]で契約した場合に設置されるNTT機器について解説します。

上記イラストのように[光回線]を宅内へ直接引き込む方法の場合は[ファミリータイプ]での契約となります。

上記イラストのように、マンションの棟内で利用する配線が[光回線]の場合は[光配線方式]と言います。
ソフトバンク光を[ファミリータイプ]または[光配線方式のマンションタイプ]で契約可能な建物で、インターネット契約に加えて”光電話”に加入しない場合に設置されるNTT機器は以下です。

| NTT機器の分類 | ONU(光回線終端装置) |
| 設置される主な型番 | GE-xxx |
ソフトバンク光を[ファミリータイプ]または[光配線方式のマンションタイプ]で契約可能な建物で、インターネット契約に加えて”光電話”に加入する場合に設置されるNTT機器は以下です。

| 設置されるNTT機器 | ホームゲートウェイ |
| 設置される主な型番 | PR-xxx |
[ファミリータイプ]または[光配線方式のマンションタイプ]で光電話も利用する場合、ONU機能・光電話ルーター機能・無線LAN機能が1台で利用できるホームゲートウェイが設置されます。
VDSL方式のマンションタイプの場合
以下では、ソフトバンク光を[VDSL方式のマンションタイプ]で契約した場合に設置されるNTT機器について解説します。

上記イラストのように、マンションの棟内で利用する配線が[電話線]の場合は[VDSL方式]と言います。
ソフトバンク光を[VDSL方式のマンションタイプ]で契約可能な建物で、インターネット契約に加えて”光電話”に加入しない場合に設置されるNTT機器は以下です。

| 設置されるNTT機器 | VDSL装置 |
| 設置される主な型番 | VDSL-xxx またはVH-xxx |
ソフトバンク光を[VDSL方式のマンションタイプ]で契約可能な建物で、インターネット契約に加えて”光電話”に加入する場合に設置されるNTT機器は以下です。

または

| 設置されるNTT機器 | VDSL装置+ホームゲートウェイ またはホームゲートウェイ |
| 設置される主な型番 | VDSL-xxx+RT-xxx または、RV-xxx |
VDSL方式のマンションタイプで光電話を利用する場合は、VDSL装置と光電話ルーター機能付きのホームゲートウェイの2台を設置するか、もしくはVDSL装置機能+光電話ルーター機能が1台で利用できるホームゲートウェイを1台設置します。
LAN配線方式のマンションタイプの場合
以下では、ソフトバンク光を[LAN配線方式のマンションタイプ]で契約した場合に設置されるNTT機器について解説します。

上記イラストのように、マンションの棟内で利用する配線が[LANケーブル]の場合は[LAN配線方式]と言います。
ソフトバンク光を[LAN配線方式のマンションタイプ]で契約可能な建物で、インターネット契約に加えて”光電話”に加入しない場合に設置されるNTT機器は以下です。
設置なし
| 設置されるNTT機器 | ― |
| 設置される主な型番 | ― |
LAN配線方式のマンションタイプで光電話を利用しない場合にはNTT機器の設置は不要です。
ソフトバンク光を[LAN配線方式のマンションタイプ]で契約可能な建物で、インターネット契約に加えて”光電話”に加入する場合に設置されるNTT機器は以下です。

| 設置されるNTT機器 | ホームゲートウェイ |
| 設置される主な型番 | RT-xxx |
LAN配線方式の光電話の契約がある場合は[RT-xxx]が1台設置されます。
まとめ
この記事ではソフトバンク光で利用するNTT回線とNTT機器、設置されるNTT機器の機種と機能、そして契約内容や建物内の配線によってが異なる設置されるNTT機器について解説しました。
ソフトバンク光はNTT東日本/NTT西日本が提供するフレッツ光の光回線を利用してインターネットに接続するサービスなので、ソフトバンク光を契約すると宅内にNTTのロゴが付いたNTT機器が設置されます。
ソフトバンク光を契約すると設置されるNTT機器は[ONU(光回線終端装置)][VDSL装置][ホームゲートウェイ]の3つに分類することができ、それぞれの機器によって利用できる機能が違います。
ソフトバンク光を契約後に設置されるNTT機器が[ONU(光回線終端装置)]は光信号とデジタル信号を相互に変換する機能を持っています。[VDSL装置]はアナログ信号とデジタル信号を相互に変換する機能を持っています。
[ホームゲートウェイ]はONUやVDSL装置、光電話ルーターや無線LANルーターなど複数の機能が利用できるNTT機器です。
契約する建物タイプ・マンションタイプの配線方式、光電話加入の有無によってソフトバンク光契約後に設置されるNTT機器が異なります。






ソフトバンク光はNTT東日本とNTT西日本が提供する[フレッツ光の光回線]を利用してインターネットに接続するため、契約住所の宅内にNTTのロゴが付いたNTT機器が設置されます。