ソフトバンクエアーは在宅勤務でZoom等のWeb会議ツールには適さない理由

ソフトバンクエアーでZoom等のWeb会議ツールが利用できるかお調べですね。

近年、自宅で仕事をする在宅勤務(テレワークやリモートワークなど)やオンライン授業が増えてきており、自宅のインターネット環境が必要でソフトバンクエアーの契約を検討される方が増えています。

在宅勤務やオンライン授業では、テレビ会議やリモート会議などと呼ばれるWeb会議ツール(Zoom、グーグルMeet、Microsoft Teams、Skypeなど)を使用することが多く、ソフトバンクエアーでも使用できるのかご心配のことと思います。

結論

ソフトバンクエアーは在宅勤務(テレワーク)でも利用可能ですが、速度の問題でZoomなどのWeb会議ツールを使用すると途中でフリーズするなど満足する使用ができない可能性があります。

ソフトバンクエアーは携帯電話同様に「電波」を受信してインターネットに接続するサービスなので「工事不要」である点は魅力ですが、利用する地域や建物の構造等によって速度が遅い場合があります。

その為、ソフトバンクエアーでホームページを閲覧するなどの通常の在宅勤務で利用する場合には問題ないとは思いますが、Web会議ツールを利用する場合には動画や音声が途切れるなどの問題が発生する可能性があります。

この記事では在宅勤務(テレワークやリモートワークなど)で利用するためにソフトバンクエアーを契約予定の方に向けて、ソフトバンクエアーは仕事で利用できるのか、Web会議ツール(Zoom、グーグルMeet、Microsoft Teams、Skypeなど)は利用できるのか、そしてソフトバンクエアー以外のおすすめネット回線を解説します。

ABOUT US
長井智
インターネット販売代理店で10年以上勤務し、各社光回線やプロバイダなどの販売に従事。現在は自らインターネット回線の販売代理店としても活動しながらトクハヤネットも運営中。 著者情報

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Web会議なら光がおすすめ

ソフトバンクエアーは在宅勤務の一般的な作業なら利用可能

ソフトバンクエアーはAirターミナルと呼ばれる専用端末を置くだけなので申し込み後は比較的すぐに自宅にWi-Fi環境が作れるため、最近では在宅勤務(テレワーク)やオンライン授業でWi-Fiが必要となった方の契約が多いようです。

しかし、インターネットを利用する際には速度が大変重要です。

インターネットの速度が遅いとホームページが表示されるまで時間が掛かりますし、動画を視聴すると途中でフリーズしたり画質が粗くなる原因となってしまいます。もちろん、在宅勤務の利用用途によっては速度が遅いと使い物になりません。

そこでまずは、ソフトバンクエアーは在宅勤務に耐えられる速度なのかを検証します。

Airターミナル6の最大通信速度は2.7Gbps

ソフトバンクエアーは「Airターミナル」と呼ばれる専用端末を使用します。

「Airターミナル」が電波を受信することでインターネットに接続できるようになります。

Airターミナル6

ソフトバンクエアーの専用端末「Airターミナル」には数種類の機種がありますが、2026年1月現在にソフトバンクエアーを契約すると5G通信も可能な「Airターミナル6」での契約となります。

「Airターミナル6」は5G通信なエリアであれば5G通信が可能です。
(ただし、4G通信エリアの場合は4G通信となります。)

以下、「Airターミナル5」と「Airターミナル6」の最大通信速度です。

専用端末最大通信速度
Airターミナル65G通信時:2.7Gbps
4G通信時:838Mbps
Airターミナル55G通信時:2.1Gbps
4G通信時:838Mbps
出典:https://www.softbank.jp/internet/air/spec-air6/

参考速度の単位:「1000Mbps=1Gbps」

ソフトバンク公式サイトを確認すると、ソフトバンクエアーの専用端末「Airターミナル6」の下り最大通信速度は5G通信時は「2.7Gbps(2700Mbps)」、4G通信時は「838Mbps」と記載されています。

執筆者:長井

「ソフトバンクエアーって結構速いから在宅勤務でも使えるね!」と思った方は注意が必要です。

ソフトバンク公式サイトに記載されているソフトバンクエアーの「最大通信速度」はベストエフォート型と呼ばれており速度を保証するものではなく、通信環境によって実際の速度はかなり低下します。

アドバイス

ソフトバンク公式サイトに記載の「最大通信速度」を目安にすると後々後悔する可能性があるため、ソフトバンクエアーを利用している方々の「実際の速度」を参考にした方がいいでしょう。

ソフトバンクエアーの利用者が測定した平均速度

以下は、2026年1月11日現在のソフトバンクエアーを利用している方が測定した実際の平均速度です。

平均下り速度
(ダウンロード)
150.43Mbps
平均上り速度
(アップロード)
14.05Mbps
出典:https://minsoku.net/speeds/softbank_air/services/softbank-air

ソフトバンクエアーの下り平均実測は「150.43Mbps」上り平均実測は「14.05Mbps」です。

ソフトバンクエアーの利用者が測定した実際の平均速度程度の実測が出ると仮定した場合、「メールの送受信」や「ホームページ閲覧」など一般的な仕事の業務で使用する程度であれば問題なく在宅勤務として利用できると言えるでしょう。

執筆者:長井

ソフトバンクエアーの平均速度を確認する限り、一般的な業務内容であれば問題なく利用できますがZoom等のWeb会議ツールを利用するのであれば別問題です。

以下で詳しく解説します。

速度が安定したSoftBank光

ソフトバンクエアーはZoom等のWeb会議ツール使用に適さない理由

現在、在宅勤務やオンライン授業などの「Web会議ツール」では以下のようなサービスが利用されます。

主なWeb会議ツール
  • Zoom Meetings
  • Google Meet
  • Cisco Webex
  • Microsoft Teams
  • Skype

これらの「Web会議ツール」は当然ながらインターネット環境(Wi-Fi環境)が必要なので、急遽必要になった方は工事不要のソフトバンクエアーの契約を検討する方が多くいらっしゃいます。

執筆者:長井

Web会議ツールの利用目的の方に「ソフトバンクエアーはおすすめだよ」「問題なくZoomは使えるよ」という口コミを見かけますが、Web会議ツールの利用目的ならソフトバンクエアーはおすすめしません。

ソフトバンクエアーは上り速度が極端に遅い

ホームページ閲覧や動画視聴の場合はインターネット上にあるデータをパソコンなどにダウンロードする下り速度が重要です。

しかし、Web会議ツールを利用する際にはインターネット上にデータをアップロードする上り速度も大変重要となります。

ZoomなどのWeb会議ツールは、あなた側の「動画データ」や「音声データ」など様々なデータをインターネットにアップロードしなければなりません。

そして、インターネットにアップロードされたあなたの「動画データ」や「音声データ」などを相手がダウンロードすることで顔を見ながら会議や授業ができる仕組みとなっています。

その為、ZoomなどのWeb会議ツールはデータをアップロードする「上り速度」も重要です。

執筆者:長井

先ほどもご紹介しましたが、もう一度以下で2026年1月11日現在のソフトバンクエアーを利用している方が測定した実際の平均速度を確認してみましょう。

平均下り速度
(ダウンロード)
150.43Mbps
平均上り速度
(アップロード)
14.05Mbps
出典:https://minsoku.net/speeds/softbank_air/services/softbank-air

ソフトバンクエアーの平均上り速度は「14.05Mbps」しかありません。
上り速度が圧倒的に遅いことが分かります。

Zoomの場合は下り速度・上り速度共に10~15Mbps程度が必要と言われていますが、ソフトバンクエアーの平均上り速度が8Mbps程度なので動画や音声が乱れる可能性があります。

執筆者:長井

Zoomなどで会議やオンライン授業を支障なくスムーズに行いたい場合には、私の経験から最低でも上り下り共に15Mbpsの速度が出る通信環境が必要と考えているため、工事不要で手軽なもののソフトバンクエアーはWeb会議ツール使用には不向きという結論になります。

ソフトバンクエアーでZoomを利用した方の口コミが悪い

ソフトバンクエアーの通信を利用して実際にWeb会議やオンライン授業を行った方々の口コミを見るのも大きな1つの判断材料となるため、X(旧Twitter)で「ソフトバンクエアー Zoom」と検索しました。

以下、ソフトバンクエアーの通信でZoomを行った方々の一部の口コミです。

執筆者:長井

X(旧Twitter)でソフトバンクエアーの通信でWeb会議やオンライン授業を実際に行った方々のツイートを確認していみると「通信が不安定で使えない」「オンライン授業が受けられない」などの悪い口コミが半数以上でした。

このように、Web会議やオンライン授業を利用目的としてソフトバンクエアーを契約すると、満足できる利用が出来ない可能性が高いです。

アドバイス

上記でも解説したようにソフトバンクエアーは速度が遅い(特に上り速度が遅い)ので、ソフトバンクエアーでZoomなどのWeb会議ツールを利用すると動画や音声が乱れたり、タイムラグが発生したり、最悪の場合は利用できないなどの問題が発生する可能性があります。

Web会議ツールを使用すると速度制限される可能性あり

在宅勤務やオンライン授業でWeb会議ツールを使用する場合は何度もお伝えしているようにインターネットの速度がとても重要ですが、ソフトバンクエアーでWeb会議ツールを使用すると「速度制限」が実施される可能性があります。

速度制限とは

サービス安定提供を目的に通信速度を遅くする仕組みのこと。

ソフトバンク公式サイトには以下のような説明があります。

特定のエリアでネットワークが高負荷となった場合、該当エリアのお客さまについては、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。

引用:https://www.softbank.jp/internet/air/data-about/
執筆者:長井

速度制限について説明されている箇所で私が一番気になるのが「ネットワークが高負荷となった場合」という部分です。

ソフトバンクエアーで負担が掛かるような通信を行うと他の利用者に迷惑がかかるため、負担がかける通信を行った方には速度制限を実施すると説明しています。

Web会議ツールは「動画」や「音声」をリアルタイムに通信をしますのでどうしても通信に負担がかかってしまします。その為、ソフトバンクエアーでWeb会議ツールを使用すると「速度制限」の対象となる可能性も考えられます。

執筆者:長井

大量のデータを通信するWeb会議ツールはソフトバンクエアーの速度制限(通信制限)の対象となる可能性がありますので、ソフトバンクエアーでWeb会議ツールの利用は向いていないという結論に至ります。

大容量通信もOKのサービス

ソフトバンクエアー以外に在宅勤務におすすめのネット回線

ソフトバンクエアーは在宅勤務の一般的な業務範囲であれば問題なく仕事が可能です。

しかし、ソフトバンクエアーの通信速度は他のネット回線と比較すると極端に遅いため、Web会議ツール(Zoom、グーグルMeet、Microsoft Teams、Skypeなど)を満足して利用できない可能性があります。

そこで、ソフトバンクエアー以外に在宅勤務の方におすすめのネット回線を2つご紹介します。

おすすめ回線特徴
ドコモ home 5G 回線工事不要
比較的早くWi-Fi環境が整う
ソフトバンク光 回線工事が必要
速度が速く安定している

回線工事不要で速度が速いドコモ home 5G

「ドコモ home 5G」は、ソフトバンクエアー同様に電波を受信することでインターネットに接続する工事不要のサービスです。

ドコモ home 5Gの専用端末

ドコモ home 5Gは専用端末がNTTドコモの5G/4Gの「電波」を受信することでインターネットに接続できるサービスです。

ソフトバンクエアーを契約検討中の方で、在宅勤務やZoomなどのWeb会議ツール利用目的で「インターネット環境が至急欲しい方」や「自宅で開通工事ができない方」にドコモ home 5Gをおすすめします。

執筆者:長井

ドコモ home 5Gはソフトバンクエアーと同じ仕組みで工事不要にも関わらず、ソフトバンクエアーよりもドコモ home 5Gの方が速度が速いところが魅力です。

以下は、2026年1月11日現在のソフトバンクエアー・ドコモ home 5Gの利用者が実際に測定した平均速度を比較したものです。

サービス名平均下り速度平均上り速度
SoftBank Air150.43Mbps14.05Mbps
ドコモ home 5G198.92Mbps19.66Mbps
出典:https://minsoku.net/speeds/softbank_air/services/softbank-airhttps://minsoku.net/speeds/home_router/services/docomo-home-5g

インターネットからデータをダウンロードする速度(平均下り速度)は、圧倒的にドコモ home 5Gの方が速いことが分かります。

また、Zoomやオンライン授業などWeb会議ツールで重要な上り速度もドコモ home 5Gが速いことが分かります。

home 5Gの詳細はこちら

回線工事が必要だけど速度が速いソフトバンク光

ソフトバンク光はソフトバンクエアー同様にソフトバンクが提供するサービスです。

ソフトバンクエアーは「電波」を利用してインターネットに接続するサービスで工事不要ですが、ソフトバンク光は「光回線」を利用するため回線工事が必要です。

ソフトバンク光を申し込だ後、回線工事が実施されるまで1ヶ月以上待つ必要があります。また、回線工事の実施時間は戸建住宅の場合は約1~2時間程度、集合住宅の場合は約30分程度の時間が一般的です。

執筆者:長井

ソフトバンク光は回線工事が必要ですがソフトバンクエアーに比べて圧倒的に速度が速いところが最大のおすすめポイントです。

以下は、2026年1月11日現在のソフトバンクエアー・ソフトバンク光の利用者が実際に測定した平均速度を比較したものです。

サービス名平均下り速度平均上り速度
SoftBank Air150.43Mbps14.05Mbps
SoftBank 光488.0Mbps399.13Mbps
出典:https://minsoku.net/speeds/softbank_air/services/softbank-airhttps://minsoku.net/speeds/optical/services/softbank-hikari

ソフトバンクエアーとソフトバンク光の「平均下り速度」を比較するとソフトバンク光の方が約3.2倍速度が速いですし、「平均上り速度」に至ってはソフトバンク光の方が約28倍も速いことが分かります!

ZoomなどのWeb会議ツールの利用を目的としているなら間違いなく「ソフトバンク光」がおすすめです。

アドバイス

ソフトバンク光は開通工事は申し込みから約1~2ヶ月後となるためすぐに利用できませんが、申し込みから開通工事が完了するまで工事不要の「ソフトバンクエアー」か「ポケットWi-Fi」を無料でレンタル可能です。

ソフトバンク光を契約後にSoftBankにお問い合わせください。

ソフトバンク光のお得な申込窓口

まとめ

この記事ではソフトバンクエアーは在宅勤務でも利用できるのか、Web会議やオンライン授業で使用されるツール(Zoom、グーグルMeet、Microsoft Teams、Skypeなど)は出来るのかを中心に解説しました。

ソフトバンクエアーは電波を利用してインターネットに接続するので契約する地域や建物によって速度が遅い場合がありますが、メールの送受信やホームページ閲覧などの一般的な使い方であれば在宅勤務の仕事として利用できるでしょう。

ただし、ソフトバンクエアーの通信でZoomなどのWeb会議ツールを利用した場合は下り/上り共に速度が遅いため「画質が粗くなる」「音声が途切れる」「途中で遮断される」などの問題が発生する可能性があります。

ソフトバンクエアーは在宅勤務でも利用できますか?

ソフトバンクエアーは一般的な業務(メール送受信やWebサイト閲覧など)であれば問題なく利用可能ですが、利用する地域によっては電波が受信しづらく速度が遅い場合があります。

ソフトバンクエアーはZoomなどのWeb会議は利用できますか?

Web会議ツール(Zoom、グーグルMeet、Microsoft Teams、Skypeなど)などは、データをアップロードする「上り速度」も重要ですが、ソフトバンクエアーは上り速度が大変遅いためにWeb会議ツールを使用中に「動画が止まる」「画質が粗くなる」などの状況が発生する可能性があります。